自動車の心臓部!4ストロークエンジンの仕組み

車を知りたい
先生、「4ストロークエンジン」ってよく聞くんですけど、どういう仕組みなのかよく分かりません。普通のエンジンと何が違うんですか?

自動車研究家
良い質問だね!「4ストロークエンジン」は、エンジンの中でピストンが上下する動きを4つの段階に分けて、効率よく動力を得ているんだ。普通のエンジンとは言い方が違うだけで、ほとんどの自動車がこの「4ストロークエンジン」を搭載しているんだよ。

車を知りたい
4つの段階で動力を得るんですか?複雑そうですね…

自動車研究家
そうだな、順を追って説明しよう。まず、ピストンが下がりながら空気と燃料を吸い込む「吸入」、次にピストンが上がって空気と燃料を圧縮する「圧縮」、そして圧縮された混合気に点火してピストンを押し下げる「膨張」、最後にピストンが上がって燃えカスを排気する「排気」という4つの段階があるんだ。この4つの動きを繰り返してエンジンとして動力を得ているんだよ。
4ストロークエンジンとは。
「4ストロークエンジン」とは、自動車のエンジンに使われる仕組みの一つです。クランクシャフトが2回転する間に、「吸入」「圧縮」「膨張」「排気」という4つの行程を繰り返して動力を発生させます。正式には「4ストロークサイクルエンジン」と呼びます。「ストローク」とは、ピストンが上下する動きのことで、上死点と下死点間を1ストロークと数えます。2ストロークエンジンに比べると、同じ排気量ではパワーは劣りますが、燃費が良く排気ガスもクリーンなので、ほとんどの自動車で採用されています。
4ストロークエンジンとは?

4ストロークエンジンとは、ガソリンを燃焼させて発生するエネルギーで動く内燃機関の一種です。自動車やバイクなど、私たちの身近にある乗り物に広く使われています。「4ストローク」の名前の通り、ピストンが上下に動く「ストローク」を4回繰り返すことで、1サイクルが完結するのが特徴です。次のセクションから、それぞれのストロークについて詳しく見ていきましょう。
4つのストロークを解説!

自動車のエンジンルームをのぞくと、複雑な部品が組み合わさって動いているのが見えますよね。その中心で活躍しているのが4ストロークエンジンです。今回は、その名の通り4つの行程で動力を生み出す仕組みを解説していきます。
– 吸入新鮮な空気を取り込む
エンジンが動くには、燃料を燃やすための酸素が必要です。まず、ピストンが下降することでシリンダー内に空気が吸い込まれます。これが「吸入」と呼ばれる最初の行程です。
– 圧縮力をためる準備
吸入された空気は、次にピストンが上昇することで圧縮されます。ぎゅっと押し縮められた空気は、次の行程で重要な役割を果たします。
– 爆発燃料に火がついてパワーを生む
圧縮された空気の中に燃料が噴射され、点火プラグによって火花が散ります。すると勢いよく爆発が起こり、ピストンが勢いよく押し下げられます。これがエンジンのパワーを生み出す源です。
– 排気燃えカスを追い出す
ピストンが再び上昇すると、燃焼後の排気ガスがシリンダーの外に押し出されます。これで4つの行程が完了し、エンジンは再び吸入から行程を繰り返します。
このように、4つのストロークを繰り返すことで、車は走り続けることができるのです。
2ストロークエンジンとの違い

4ストロークエンジンと2ストロークエンジンの大きな違いは、ピストンの往復運動が、4ストロークではクランクシャフトの2回転で1サイクルなのに対し、2ストロークは1回転で1サイクルという点です。
4ストロークエンジンは、「吸入」「圧縮」「爆発」「排気」の4つの行程を経て動力を発生させます。一方、2ストロークエンジンは、ピストンの上下運動の中でこれらの行程を同時並行的に行います。
このため、2ストロークエンジンは構造が単純で軽量、そして高出力というメリットがあります。しかし、燃費が悪く、排気ガスも汚染物質が多いという欠点があります。 一方、4ストロークエンジンは、燃費が良く、排気ガスも比較的クリーンです。その反面、構造が複雑になりがちで、2ストロークエンジンに比べると重量がかさむ傾向があります。
現在、自動車の主流は4ストロークエンジンです。これは、環境性能に対する意識の高まりや、燃費の良さなどが理由として挙げられます。
4ストロークエンジンのメリット・デメリット

– 4ストロークエンジンのメリット
4ストロークエンジンは、構造がシンプルながらも、長年にわたり自動車の動力源として君臨してきました。その理由は、優れた燃費効率、高い出力、そして信頼性の高さにあります。
まず燃費効率ですが、これは2ストロークエンジンと比較した際の大きな強みです。4つの行程を通じて効率的に燃料を燃焼させるため、燃費性能に優れています。また、ピストンの上下運動が力強い回転力に変換されるため、高い出力を生み出すことができます。さらに、構造がシンプルなため、故障のリスクが低く、長期間にわたり安定した性能を発揮します。
– 4ストロークエンジンのデメリット
一方で、4ストロークエンジンには、構造上、複雑にならざるを得ない点や、排気ガスにおける課題も存在します。
2ストロークエンジンと比較して、多くの部品を必要とするため、構造が複雑になり、重量も増加する傾向にあります。また、排気ガス中には、環境負荷の高い物質が含まれており、近年では、よりクリーンな排気ガス処理技術の開発が急務となっています。
自動車業界のこれからと4ストロークエンジン

ガソリン車を支えてきた4ストロークエンジンは、高い信頼性と効率性を誇り、長年にわたり自動車業界の主役でした。しかし、電気自動車やハイブリッドカーなど、新たな動力源が登場する中で、その立場は変化しつつあります。環境規制の強化や燃費向上への要求は、自動車メーカーに新たな技術開発を迫っています。 とはいえ、4ストロークエンジンは熟成された技術であり、まだまだ進化の余地を残しています。燃費向上や排出ガス削減のための技術革新は、現在も続けられています。さらに、水素を燃料とする4ストロークエンジンの開発も進められており、次世代の動力源としても期待されています。 自動車業界の未来は、電動化や水素燃料など、様々な可能性を秘めています。しかし、当面の間は、進化を続ける4ストロークエンジンが、重要な役割を担い続けることは間違いありません。
