ボディーに関する用語

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クルマの軽量化のカギ!?車体質量とは

車体質量とは、簡単に言うとクルマの重さのことです。ただし、ガソリンやオイル、ドライバーや乗員、荷物などの重量は含まれていません。 あくまで、クルマそのものの重量を表す指標となります。 車体質量は、クルマの燃費や走行性能に大きな影響を与えます。そのため、自動車メーカーはより軽量な素材を使ったり、設計を工夫したりすることで、車体質量の低減に力を入れています。
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トリムドボディって何?ホワイトボディとの違いは?

自動車製造の過程で耳にする「トリムドボディ」という言葉。 完成車に近い状態であることは想像できても、具体的にどのパーツまでが組み込まれているのか、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。ここでは、トリムドボディが何を指し、ホワイトボディとどう違うのかを詳しく解説していきます。
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「ウォークスルー」知ってる?商用車の進化

「ウォークスルー」って、聞いたことがありますか?ファッションショーの最後にモデルさんが勢揃いして歩く、あれのこと?と思った方は、半分正解で半分間違い。今回は、商用車の世界で進化を遂げている「ウォークスルー」についてご紹介します。
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クルマの開口部:広さのメリットと強度確保の秘密

車の開口部とは、人が乗り降りしたり、荷物を積み下ろししたりするための車のボディに設けられた開口部分のことです。具体的には、ドア、ボンネット、トランクなどが挙げられます。これらの開口部は、車の使い勝手やデザインを大きく左右する重要な要素となっています。
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エアダムの効果と仕組み|車の安定性と燃費向上

エアダムとは、車体下面に取り付けられた空力デバイスの一種で、主にフロントバンパーの下側に装着されています。その役割は、走行中に車体の下に流れ込む空気の流れを制御し、車体の揚力を抑えたり、空気抵抗を減らしたりすることです。エアダムは、一見するとシンプルなパーツですが、車の走行性能や燃費に大きな影響を与えます。
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セダンの由来:馬車からフォード・モデルTまで

「セダン」とは、エンジンルーム、客室、トランクルームが独立した箱型の自動車スタイルを指します。 エンジンルームにはエンジン、客室には乗員、トランクルームには荷物を積載します。 セダンは乗用車の基本的なスタイルとされ、その歴史は古く、馬車にまで遡ります。
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空力と美を兼ね備えた、モヒカンルーフとは?

車好きの間で「モヒカンルーフ」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。名前だけ聞くと、奇抜なデザインを想像する方もいるのではないでしょうか? モヒカンルーフとは、車のルーフ中央部にわずかに盛り上がりを設けたデザインのことを指します。 その名の由来は、ずばり、その形状がまるでモヒカン刈りのようなシルエットに見えることからきています。確かに、中央部分が盛り上がったその姿は、私たちがイメージするモヒカン刈りと重なります。しかし、奇抜な印象とは裏腹に、空力性能の向上や個性的なデザインによって、近年注目を集めているのです。
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車の安全を守る!安全ガラスの種類と特徴

車の窓ガラスには、万が一の事故に備えて安全ガラスが使用されています。これは、通常のガラスに比べて割れにくく、割れた際にも破片が飛び散りにくいという特徴を持つガラスです。安全ガラスがあることで、事故時の乗員への傷害リスクを大幅に軽減することができます。
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クルマ快適の秘密兵器!メルシートってなんだ?

長時間のドライブでも疲れにくい、まるで雲の上に乗っているような座り心地、そんな夢のようなシートがあったら…。実はそれ、夢じゃありません!近年、自動車業界で注目を集めている「メルシート」が、その夢を叶える存在として期待されているんです。では、メルシートとは一体どんなものなのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
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車の輝きはラッカーで決まる!

「ラッカー塗装」という言葉を耳にしたことはありますか? 車好きの方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。 なかには、「高級車の塗装」というイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。 実はラッカー塗装は、車の塗装において重要な役割を担ってきた長い歴史があります。 ラッカーとは、天然樹脂や合成樹脂を溶剤に溶かし、乾燥させると硬化する塗料のことです。 その特徴は、なんといっても美しい光沢です。 深みのある輝きを出すことから、高級家具や楽器など、古くから様々なものに用いられてきました。 また、乾燥が速いのも大きな特徴です。 短時間で作業が進むため、作業効率の面でも優れています。 ラッカー塗装は、その輝きと作業効率の良さから、かつては車の塗装の主流でした。 しかし、近年ではより耐久性や耐候性に優れた塗料が登場したため、主流ではなくなりつつあります。それでも、その美しい仕上がりに魅了され、ラッカー塗装をあえて選択する人も少なくありません。
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知ってる?車の「Dピラー」徹底解説

車に乗る時、何気なく触ったり、目にする部分である「ピラー」。実はこのピラー、車の強度や安全性、デザインにおいて重要な役割を担っていることをご存知でしょうか? ピラーとは、車の屋根を支える柱状のパーツのことを指します。車体の側面を縦に見ると、フロントガラスとリアガラスの間にいくつかの柱が並んでいるのがわかると思います。この柱の一つ一つがピラーと呼ばれ、位置によってAピラー、Bピラー、Cピラー…と名前が変わっていきます。 ピラーは、車内空間の広さを確保しつつ、衝突時の衝撃から乗員を守るという重要な役割を担っています。そのため、ピラーの素材や構造は、車の安全性に大きく影響します。 今回の記事では、特に後部座席の後ろに位置する「Dピラー」について、その役割や形状による影響などを詳しく解説していきます。
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車の輝きはメラミン樹脂塗料が生む!

メラミン樹脂塗料とは、メラミン樹脂を主成分とした塗料のことです。メラミン樹脂は、耐熱性、耐水性、耐薬品性、耐候性などに優れた樹脂として知られており、塗料にこれらの特性を付与します。そのため、過酷な環境にさらされる自動車の塗装に最適です。あの美しい光沢と鮮やかな発色は、メラミン樹脂塗料の優れた特性によって実現されているのです。
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車の剛性を支える「トルクボックス」とは?

車のボディ剛性という言葉を耳にしたことはありますか?剛性とは、外部からの力に対して変形に抵抗する強さのことを指します。車において高い剛性を持つことは、走行安定性や安全性を高める上で非常に重要です。そして、この重要なボディ剛性を陰ながら支えているのが「トルクボックス」です。 トルクボックスは、車体のフレームや骨格の一部に設けられた、断面が四角形や六角形などの閉じた箱状の構造のことを指します。フレームの一部を閉じた形にすることで、ねじれや曲げといった力に対する強度が飛躍的に向上します。 例えるなら、一枚の薄い板よりも、同じ素材で作った箱の方が頑丈なのと同じ原理です。トルクボックスは、まさに縁の下の力持ちとして、車の安定した走りを支えているのです。
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知らないと損する?車のドア開閉性能の秘密

「ドアの開閉性能」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 多くの方は、スムーズに開閉できるか、静かなのか、といった点をイメージするかもしれません。 確かにそれも重要な要素ですが、実はそれだけではありません。 ドア開閉性能は、安全性、快適性、耐久性など、車全体の使い勝手に大きく影響を与える要素であり、メーカー各社が力を入れて開発に取り組んでいるポイントなのです。
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車の塗装「硬化乾燥」完全解説

車の塗装において、美しく頑丈な仕上がりを得るためには「硬化乾燥」というプロセスが欠かせません。 硬化乾燥とは、塗料を単に乾かすだけでなく、塗料内部で化学反応を起こし、塗膜を硬化させる プロセスを指します。 一般的な乾燥とは異なり、硬化乾燥では 塗料成分が化学的に結合し、より強固で安定した塗膜 を形成します。これにより、耐水性、耐候性、光沢などが向上し、長期間にわたり美しい状態を保つことができるのです。
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クルマの安全性と快適性を支える縁の下の力持ち「リヤサイドメンバー」

クルマのボディ構造において、重要な役割を担うパーツの一つに「リヤサイドメンバー」があります。 車体後部の左右両側に配置され、フレームの一部として車体の強度や剛性を保つ役割を担っています。あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、私たちが安全で快適なドライブを楽しむためには欠かせない重要なパーツなのです。
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自動車を造る職人技!ハンドレイアップとは?

- ハンドレイアップとは何か? ハンドレイアップとは、FRP(繊維強化プラスチック)を製造する手法の一つで、ガラス繊維などの強化繊維を型に貼り込み、その上から樹脂を手作業で塗り重ねていく方法です。FRPは軽量ながらも強度が高いという特徴を持ち、自動車のボディや航空機の翼など、様々な製品に使われています。 ハンドレイアップは、他の製造方法と比べてコストを抑えられるというメリットがあります。また、複雑な形状の製品にも対応できるため、少量多品種の生産に適しています。 一方で、ハンドレイアップは熟練した職人の技術が必要とされるため、大量生産には不向きです。また、品質のばらつきが生じやすいというデメリットもあります。
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車を変える?アラミド繊維の秘密

アラミド繊維とは、非常に強靭で耐熱性に優れた合成繊維の一種です。 具体的な性質として、高強度、高弾性率、耐熱性、耐薬品性、難燃性などが挙げられます。これらの特性から、航空宇宙分野、防弾製品、スポーツ用品など、過酷な環境で使用される素材に広く応用されています。
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車の色の秘密:顔料が彩る車体塗装の世界

私達が普段何気なく見ている車の鮮やかな色。その美しさの陰には、「顔料」と呼ばれる微粒子が重要な役割を果たしています。顔料とは、光を反射することで色を表現する物質のことです。絵具やインクなど、身の回りにある様々なものに利用されていますが、車の塗装においても欠かせない存在です。 車に使われる顔料は、大きく分けて「無機顔料」と「有機顔料」の2種類に分類されます。無機顔料は、金属の酸化物などを原料としており、耐候性や耐熱性に優れているのが特徴です。一方、有機顔料は、炭素を含む有機化合物を原料としており、鮮やかな発色が魅力です。 このように、顔料は種類によって異なる特徴を持っています。そして、車の塗装には、これらの顔料が組み合わされることで、深みのある色や独特の質感が生み出されているのです。
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風を斬る!ロードスター構造を解説

青空の下、風を感じながら走る喜び。それはドライバーを日常から解放し、特別な時間を提供してくれる。そんな魅力を持つ車の代表格が「ロードスター」だ。しかし、一口にロードスターと言っても、その定義や構造は様々。本稿では、ロードスターの魅力を構造から紐解きながら、その奥深さを探っていく。
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車の安全を守るフードストライカーとは?

フードストライカーは、車のボンネット内部にある安全装置の一つで、衝突時に歩行者への衝撃を軽減する重要な役割を担っています。 具体的には、車体とボンネットの間に隙間を作り出すことで、歩行者をボンネットの下に巻き込むことを防ぎ、頭部などへの直接的な衝撃を緩和します。 交通事故において、歩行者との衝突は深刻な事態を引き起こす可能性があります。フードストライカーは、万が一の事故発生時に、歩行者へのダメージを最小限に抑えるための最後の砦と言えるでしょう。 近年では、自動車の安全性能に対する意識の高まりから、多くの車種に標準装備されています。
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愛車をさりげなく守る!バンパーコーナープロテクションとは?

車を運転していると、駐車場でのちょっとした接触や、狭い道での擦り傷など、予期せぬトラブルに見舞われることがありますよね。 バンパーコーナープロテクションは、そんな時に愛車をさりげなく守ってくれる、心強いアイテムです。 バンパーコーナープロテクションとは、その名の通り、車のバンパーの角に取り付ける保護パーツのこと。 柔軟性や耐久性に優れた素材で作られており、衝撃を吸収したり、傷からバンパーを守ったりする役割を果たします。
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クルマの屋根「ルーフパネル」の秘密

クルマの屋根の部分を見てみると、一見一枚の鉄板のように思えますが、実は「ルーフパネル」と呼ばれる部品で構成されています。 ルーフパネルは、車体の骨組みであるフレームに溶接または接着されて取り付けられており、雨風や太陽光から車内を守る役割を担っています。
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車のデッドナー: 静かで快適な走りの裏側

車のドアやフロアパネルの裏などに貼られた、一見地味なシート状のものがデッドナーです。まるで車の裏側に隠された名脇役のような存在ですが、実は快適な車内空間を実現するために非常に重要な役割を果たしています。具体的には、走行中に発生する振動を吸収し、車内の静粛性を高めたり、不快な騒音を軽減したりする効果があります。 デッドナーは、素材や形状によってその効果は様々です。この機会に、デッドナーについて詳しく知り、愛車の快適性をさらに追求してみませんか?