性能に関する用語 標高3000mでも快適?知られざる『高地運転性』の世界
雄大な山々を車で駆け上がっていく爽快感。それは、多くのドライバーにとって憧れのシチュエーションと言えるでしょう。しかし、標高が上がるにつれて、車は普段通りの走りをしてくれるのでしょうか? 実は、標高が高い場所では、空気中の酸素濃度が低くなるため、エンジンの燃焼効率が低下し、パワーダウンを引き起こすという現象が起こります。 そこで注目されるのが『高地運転性』です。これは、標高の高い場所でも、エンジンが本来の性能を発揮し、スムーズな加速と快適な運転を可能にする車の性能を指します。この性能は、単に山道をドライブする人だけでなく、高原地帯に住む人にとっても、日常生活に欠かせない要素と言えるでしょう。
