焼入れ

設計に関する用語

自動車を支える縁の下の力持ち!調質の重要性

私たちの生活に欠かせない自動車。その複雑な構造は、無数の部品が組み合わさって成り立っています。そして、それぞれの部品に求められる強度や粘り強さを実現するために欠かせないのが「調質」と呼ばれる熱処理です。 自動車部品には、エンジンやブレーキ、サスペンションなど、過酷な環境にさらされるものが数多く存在します。もし、これらの部品が簡単に壊れてしまったら、事故に繋がりかねません。そこで、部品に最適な強度や粘り強さを与えるために、材料の組織を熱処理によって変化させる「調質」が重要な役割を担っているのです。
クルマに関する色々な状況

車の寿命に関わる?「熱へたり」とは

エンジンやブレーキなど、車の様々な部品は、高温にさらされながら動作しています。この高温の影響で、部品の性能が徐々に低下してしまう現象を「熱へたり」と呼びます。 熱へたりは、車のあらゆる部分で発生する可能性がありますが、特にエンジンやブレーキ、タイヤなど、高温になる部分で発生しやすいです。熱へたりが進むと、エンジンの出力低下や燃費悪化、ブレーキの制動距離の延長、タイヤのグリップ力低下など、様々な悪影響が現れます。 熱へたりは、日々の運転習慣やメンテナンスによってある程度予防することができます。例えば、エンジンオイルやブレーキフルードをこまめに交換したり、急発進や急ブレーキを控えるなど、部品への負担を減らすことで、熱へたりを抑制することができます。愛車を長く快適に乗り続けるためにも、熱へたりへの理解を深め、適切な対策を講じることが大切です。
設計に関する用語

クルマを支える縁の下の力持ち!クロムモリブデン鋼とは?

クロムモリブデン鋼とは、鉄をベースにクロムとモリブデンを添加した合金鋼の一種です。「クロモリ」と略されることもあり、自動車やバイク、自転車など、私たちの身近な乗り物をはじめ、様々な工業製品に活用されています。 クロムモリブデン鋼最大の特徴は、鉄よりも高い強度と靭性を併せ持つ点にあります。強度とは、外部からの力に耐える強さのことで、靭性とは、粘り強さや衝撃に対する強さを指します。 この優れた特性から、クロムモリブデン鋼は、高い強度と耐久性が求められる自動車部品に最適です。例えば、車体の骨組みとなるフレームや、サスペンション部品、エンジン部品などに用いられ、私たちの安全な移動を支えています。
エンジンに関する用語

ロータリーの心臓!エキセントリックシャフトとは?

ロータリーエンジン特有の部品であるエキセントリックシャフト。その名の通り、中心からずれた形状をしているのが特徴です。 このエキセントリックシャフトの役割は、レシプロエンジンのクランクシャフトと同じく、回転運動を直線運動に変換することです。 ロータリーエンジンでは、おむすび型のローターがこのエキセントリックシャフトに取り付けられています。エキセントリックシャフトが回転すると、ローターはハウジング内壁に沿って偏心運動を行います。 この偏心運動によって燃焼室の容積が変化し、吸入、圧縮、爆発、排気のサイクルが生まれます。 つまり、エキセントリックシャフトはロータリーエンジンの動力を生み出すための、まさに心臓部と言えるでしょう。
設計に関する用語

自動車部品の要!クロム鋼の基礎知識

クロム鋼とは、鉄をベースにクロムを添加した合金鋼の一種です。 クロムが加わることで、鉄本来の性質である強度や耐久性に加えて、耐食性、耐熱性、耐摩耗性といった優れた特性を持つようになります。これらの特性により、過酷な環境下でも使用できるため、自動車部品をはじめ、様々な工業製品に活用されています。