意外と知らない?車の広さ「室内幅」を解説

意外と知らない?車の広さ「室内幅」を解説

車を知りたい

先生、「室内幅」ってどういう意味ですか? 車の広さってことですか?

自動車研究家

そうだね、車の広さを表す言葉の一つだよ。でも、単に車の横幅全体を指すんじゃなくて、人が座る「室内」の広さなんだ。

車を知りたい

人が座る場所の広さってことですね。具体的にはどこを測るんですか?

自動車研究家

車を前から見たときに、ちょうど真ん中の位置で、シートの座面より上の部分を測るんだ。ここで一番横幅が広い場所が「室内幅」だよ。

室内幅とは。

「室内幅」とは、車を前から見たときの中心断面で、シートの座面より上の部分で最も幅が広い部分を指す自動車用語です。

室内幅とは?

室内幅とは?

車を選ぶ際に、カタログなどで「室内長」「室内幅」「室内高」といった言葉を見かけることはありませんか? これらの寸法は、車内空間の広さを示す重要な指標です。その中でも、「室内幅」は、車内の横方向の広さを表す数値です。

具体的には、運転席と助手席の間の距離を測ったものを指します。つまり、室内幅が広いほど、車内は左右にゆったりとした空間が広がっているということになります。これは、大人数で乗車する機会が多い方や、車内でゆったりと過ごしたい方には特に重要なポイントと言えるでしょう。

室内幅の測り方

室内幅の測り方

室内幅」って、カタログを見ても具体的にどこからどこまでの長さなのかピンとこない方もいるのではないでしょうか? 実は、室内幅はJIS規格によって厳密に決められています
具体的には、運転席と助手席の間に設置された基準位置で、左右のドアの内張(トリム)間の距離を測ります。ただし、内張の一部が盛り上がっているなど、実際に人が座ったときに接触する可能性がない場合は、その部分を計測範囲から除くことになっています。

つまり、室内幅は単なるドア間の距離ではなく、乗員が実際に使用できる空間の広さを示す指標と言えます。

室内幅と車室空間の関係

室内幅と車室空間の関係

室内幅」は、車内の横方向の広さを示す数値ですが、実は単にこの数値が大きいだけで車内空間の広さが決まるわけではありません。同じ室内幅でも、ダッシュボードの形状やドアトリムの厚みシートの形状や配置によって、実際の車室空間の広さや開放感は大きく変わってきます。例えば、室内幅が狭くても、ダッシュボードを薄型にしたり、シートを工夫することで、 spacious な空間を実現している車も数多く存在します。

そのため、車選びの際には、数値としての室内幅だけでなく、実際に車に乗り込み、自身の感覚で広さを体感してみることが重要です。特に、後部座席の広さを重視する場合は、ヘッドクリアランスやニールームも合わせて確認することで、より快適な車選びが可能になります。

広々感じる室内幅の目安は?

広々感じる室内幅の目安は?

車内の広さは、単なる数値だけでは判断できないもの。しかし、ある程度の目安となる数値は知っておきたいですよね。一般的に、大人4人がゆったりと座れる広さとするならば、室内幅は1,450mm以上が一つの目安と言われています。

もちろん、これはあくまで目安であり、シートの形状や材質、窓の大きさなどによっても体感的な広さは変わってきます。例えば、同じ室内幅でも、窓が大きく開放感のあるデザインの車は、より広く感じるでしょう。

さらに、後部座席の広さも重要です。特にファミリーカーを選ぶ際には、チャイルドシートの取り付けやすさや、足元の広さなども考慮しながら、最適な室内幅の車種を探してみてください。

室内幅で車選びが変わる!

室内幅で車選びが変わる!

「この車、見た目よりも広いな」とか「思ったより狭かった…」なんて経験、ありませんか? 車の広さって、数字だけではイメージしづらいものですよね。特に、カタログに載っている「室内幅」は、意外と見落としがちなポイントです。

実は、この室内幅、車内の快適性に大きく影響するんです!例えば、大人数で乗る機会が多いファミリー層なら、ゆったり座れる広々とした空間が欲しいはず。また、チャイルドシートを使う場合も、十分なスペースを確保できるかどうかの判断材料になります。

室内幅を意識することで、家族構成やライフスタイルに合った、本当に快適な一台を選ぶことができるでしょう。

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