設計に関する用語 自動車進化の影の立役者「脱ろう」とは?
自動車のボディは、一見すると継ぎ目のない滑らかな鉄の塊のように見えます。しかし実際には、巨大なプレス機で薄い鉄板を複雑な形状に成形し、それらを溶接して組み立てられています。この溶接の工程で、金属を溶かすために高い熱を加えると、その部分の鉄板の表面に「ろう」と呼ばれる物質が付着します。この「ろう」は、そのまま放置すると塗装不良や錆の原因になるため、後の工程できれいに取り除く必要があります。この洗浄作業こそが「脱ろう」と呼ばれ、自動車製造における重要なプロセスの一つなのです。
