設計に関する用語 クルマの顔は語る?ボンネットヒンジの謎
車の顔とも言えるフロントマスクのデザイン。実はボンネットの開閉方法によって、その印象は大きく変わってきます。ボンネットの開閉方法には、大きく分けて「前ヒンジ式」と「後ろヒンジ式」の2種類があります。
前ヒンジ式は、ボンネットの先端、つまりヘッドライト付近にヒンジがあり、手前にボンネットが開く方式です。一方、後ろヒンジ式は、ボンネットの後端、つまりフロントガラス側にヒンジがあり、奥にボンネットが開く方式です。
それぞれにメリット・デメリットがあり、前ヒンジ式はボンネットの開口部が広く整備性が良い点がメリットですが、万が一走行中にボンネットが開いてしまうと、視界を完全に遮ってしまう危険性があります。対して後ろヒンジ式は、走行中にボンネットが開いてしまうリスクが低く安全性が高い点がメリットですが、開口部が狭く整備性が悪い点がデメリットとなります。
近年では安全性の観点から後ろヒンジ式が主流ですが、高級車やスポーツカーなどでは、デザイン性を重視して前ヒンジ式を採用するケースも見られます。
