駆動系に関する用語 クルマの寿命に関わる?転がり疲れとは
車を走らせると、タイヤは路面と接触し、わずかに変形しながら回転しています。この時、タイヤ内部ではゴムの分子同士が摩擦を起こし、熱が発生します。これが転がり抵抗と呼ばれるものですが、この抵抗が大きくなると、タイヤは「転がり疲れ」という状態に陥ります。
転がり疲れは、タイヤの寿命を縮めるだけでなく、燃費の悪化にも繋がります。さらに、操縦安定性の低下を引き起こし、事故のリスクを高める可能性もあるため、注意が必要です。
