知ってた?自動車用語「空車状態」の意味

知ってた?自動車用語「空車状態」の意味

車を知りたい

「空車状態」って、ただ人が乗ってないだけじゃないんですか? エンジンがかかってなくても、ガソリンが満タンじゃなくても、空車って言う時があります!

自動車研究家

良い質問ですね! 確かに、日常会話では人が乗っていない状態を「空車」と表現することもありますね。しかし、自動車用語としての「空車状態」は少し違います。

車を知りたい

じゃあ、自動車用語だとどういう意味ですか?

自動車研究家

簡単に言うと「すぐに走り出せる状態」のことです。 エンジンや駆動系は問題なく、燃料も満タン、冷却水やオイルもちゃんと入っている。 つまり、ドライバーが乗り込んで、キーを回せばすぐに走り出せる状態を「空車状態」と呼びます。

空車状態とは。

「空車状態」とは、車に人や荷物が積まれておらず、ドライバーが乗ればすぐに走れる状態のことです。エンジンや駆動系には冷却水やオイルが充填され、燃料は満タン。さらに、その車の用途に必要な設備が備わっていなければなりません。例えば、冷蔵冷凍車なら冷凍装置、無線車なら送受信装置、消防車なら吸・放水管などです。ただし、スペアタイヤや工具、ジャッキは含まれません。
この状態の車の重さを一般的には「空車重量」と呼びますが、道路運送車両法では「車両重量」と定義されています。

「空車状態」とは?

「空車状態」とは?

「空車状態」って、車関係の用語でよく見聞きするけれど、実際はどんな状態のことを指すか、きちんと説明できますか?
なんとなくイメージはできても、いざ聞かれると戸惑ってしまう方もいるのではないでしょうか。 この「空車状態」は、道路交通法で明確に定義されている重要な用語なんです。今回は、意外と知られていない「空車状態」の真の意味について、詳しく解説していきます!

「空車状態」の条件

「空車状態」の条件

「空車状態」と聞くと、なんとなく「誰も乗っていない状態」をイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、自動車用語でいう「空車状態」は少し違います。乗車している人がいても、荷物を積んでいなくても、「空車状態」とみなされる場合があるのです。具体的にはどのような状態なのでしょうか?詳しく解説していきます。

含まれないもの

含まれないもの

「空車状態」は、あくまでクルマを安全に動かすために必要なスペースが確保されている状態を指します。具体的には、ドライバー以外の乗員や荷物が積まれていない状態だけでなく、安全な運転を妨げるような場所に物が置かれていない状態も含まれます。例えば、ダッシュボードの上に置かれたぬいぐるみや、後部座席に転がっている傘なども、視界を遮ったり、運転操作の妨げになる可能性があります。 「空車状態」を保つことは、安全運転の第一歩と言えるでしょう。

用途による装備の違い

用途による装備の違い

同じ「空車状態」であっても、乗用車とトラックでは少し意味合いが異なる場合があります。 乗用車は、ドライバーや同乗者が乗車していない状態を指すことが多いです。 一方、トラックなどの貨物車は、乗員の有無に関わらず、荷物を積んでいない状態を「空車状態」と呼ぶことが多いです。これは、貨物車の主な用途が荷物の運搬であるためです。このように、自動車の用途によって「空車状態」の解釈が微妙に異なる場合があることを理解しておきましょう。

「空車重量」との関係

「空車重量」との関係

「空車状態」とよく似た言葉に「空車重量」があります。どちらもクルマに何も積んでいない状態を表す言葉ですが、厳密には異なる意味を持っています。

「空車状態」は、ドライバーや燃料、工具など、運行するために最低限必要なものが積まれた状態を指します。一方、「空車重量」は、これらのものも含め、何も積んでいない状態のクルマの重さを指します。

つまり、「空車状態」のクルマには、ドライバーが乗っており、燃料も入っているのが一般的です。ただし、エアコンやカーナビなどの電装品は、使用している場合とそうでない場合でエネルギー消費量が変わるため、「空車状態」に含まれるかどうかは定義があいまいな場合もあります。

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