知ってた？高速道路ランプの形状と呼び方

知ってた？高速道路ランプの形状と呼び方

知ってた？高速道路ランプの形状と呼び方

車を知りたい

先生、高速道路の『ランプ』って、インターチェンジにあるものですよね？

自動車研究家

そうだよ。インターチェンジにあるものだけど、実はインターチェンジより小さい規模の出入口にも『ランプ』はあるんだ。重要なのは、『ランプ』は高速道路と一般道をつなぐためのものという点だね。

車を知りたい

じゃあ、高速道路の入り口にある料金所は『ランプ』じゃないんですか？

自動車研究家

いい質問だね！料金所は高速道路に入るための手続きをする場所で、『ランプ』とは役割が違うんだ。料金所を通過した後に、『ランプ』を通って高速道路の本線に入るんだよ。

ランプとは。

高速道路の出入り口として使われる「ランプ」という言葉は、一般道と高速道路を結ぶための連絡路全体を指す場合に使われます。この連絡路は「ランプウェイ」とも呼ばれ、高速道路から一般道に出るための出口は「オフランプ」、一般道から高速道路に入るための入口は「オンランプ」と呼ばれます。
ランプウェイには、大きく分けて左折型、右折型、ループ型、左に出てから右にまわる型の4つのタイプがあり、形状によってトランペット型、ダブル・トランペット型、ダイヤモンド型、クローバー型、不完全クローバー型、直結型など、様々な呼び名で呼ばれています。
なお、インターチェンジよりも規模が小さく、上り下りの通行路がそれぞれ1本ずつしかないような簡易的な出入り口も「ランプ」と呼ぶことがあります。

ランプとは？

高速道路の本線と、一般道路やパーキングエリア（PA）、サービスエリア（SA）などを繋ぐ道路部分を「ランプ」と言います。ランプには、高速道路への入り口である「入口ランプ」、高速道路から出るための出口である「出口ランプ」の2種類があります。

ランプは、安全に車の速度調整や合流・分流を行うために、それぞれ特徴的な形状をしています。この形状を理解することで、高速道路をより安全に、そしてスムーズに走行することができます。

ランプウェイの種類と特徴

高速道路の本線と一般道路を結ぶ出入り口となる部分をランプウェイと呼びます。ランプウェイにはいくつかの種類があり、それぞれ形状や役割が異なります。

最も一般的なのは、ループ状の形をした「ループランプ」です。ループランプは、遠心力を利用して車両の速度を調整できるため、安全に合流・分流ができます。また、比較的用地が狭くても設置できるというメリットもあります。

一方、「トランペットランプ」は、その名の通りトランペットのような形をしています。ループランプに比べて合流・分流がスムーズに行えるというメリットがある一方、設置には広大な用地が必要となります。

その他にも、ループランプとトランペットランプを組み合わせた「複合ランプ」や、山間部などで見られる「クローバーランプ」など、さまざまな種類のランプウェイが存在します。高速道路を利用する際は、それぞれのランプウェイの特徴を理解しておくことが大切です。

左折型ランプ

高速道路の本線から料金所などへ抜ける際、私たちは左側に進路を取ることがほとんどです。これは、運転席が左側にある日本の道路事情を考慮し、ドライバーが進行方向を目視で確認しやすく安全性を確保するためです。左折型ランプは、この日本の道路事情に適した形状として広く採用されています。

ループ型ランプ

高速道路の本線とランプウェイをつなぐ部分を「ランプ」と呼びますが、実は場所や接続方法によって様々な形が存在します。今回は、その中でもちょっと珍しい形状の「ループ型ランプ」について解説していきます。

ループ型ランプはその名の通り、ランプ部分が円を描くようにして作られているのが特徴です。まるでジェットコースターのような迫力のある構造で、高速道路の景観にアクセントを加えています。ループ型ランプは、土地が狭くて通常のランプが設置できない場合や、高低差を活かして合流時の速度調整を行う必要がある場合などに採用されることが多いです。

日本では、中央自動車道の談合坂SAや、名神高速道路の養老SAなどでループ型ランプを見ることができます。ドライブの際は、ぜひ周囲の景色にも気を配りながら、珍しい形のランプにも注目してみてください。