車の剛性を支える縁の下の力持ち!リヤフロアサイドメンバーとは?

車を知りたい
先生、「リヤフロアサイドメンバー」って、車の中でどこにあるんですか?どんな役割をする部品か、よく分かりません。

自動車研究家
「リヤフロアサイドメンバー」は、車の後ろの方、トランクの床の両サイドにある部品だよ。簡単に言うと、トランクの床とリヤフェンダーを繋いでいる骨組みのようなものだね。

車を知りたい
骨組み…というと、リヤフェンダーを支えているんですか?

自動車研究家
その通り!リヤフェンダーの下の部分を支えて、強度や剛性を高めているんだ。だから、重い荷物を入れても大丈夫なように、しっかりとした構造になっているんだよ。
リヤフロアサイドメンバーとは。
「リヤフロアサイドメンバー」は、車の後部、トランクフロアの両脇にある部品です。この部品はリヤフェンダーと繋がってトランクルームを形作り、リヤフェンダー下部の強度と剛性を高める役割を担っています。また、リヤフロアサイドメンバーとリヤフェンダーの間にはスペースができるため、ジャッキや工具の設置場所としても活用されます。
リヤフロアサイドメンバーの役割とは?

車は、頑丈なボディ構造によって、乗員を外部からの衝撃から守ると同時に、快適な乗り心地を実現しています。そのボディ構造において、重要な役割を担うパーツの一つが「リヤフロアサイドメンバー」です。
リヤフロアサイドメンバーは、車の後部座席の床下左右に配置された、縦方向に走る梁状の構造物です。車体後部の骨格を形成する上で欠かせないパーツであり、その役割は多岐に渡ります。
車の剛性への影響

リヤフロアサイドメンバーは、車体の後部座席下あたりを左右に繋ぐように配置された、フレームの一部です。一見目立たないパーツですが、車体の剛性に大きく貢献しています。
車が走行する際には、路面からの衝撃や旋回時の遠心力など、様々な力が車体に掛かります。リヤフロアサイドメンバーは、これらの力を効率的に分散・吸収することで、車体のねじれや歪みを抑制し、安定した走行を実現する役割を担っています。
もし、リヤフロアサイドメンバーがなければ、車体は外部からの力に対して脆弱になり、走行安定性や乗り心地が大きく損なわれてしまうでしょう。また、衝突時の衝撃吸収という重要な役割も担っており、乗員の安全確保にも貢献しています。
リヤフロアサイドメンバーの素材と構造

リヤフロアサイドメンバーは、強度と軽量化の両立が求められるため、その素材と構造には様々な工夫が凝らされています。
まず素材ですが、従来は鉄鋼材料が主流でした。しかし、近年では、より軽量で高強度な超高張力鋼板やアルミニウム合金などが採用されるケースが増えています。これらの素材は、車両の燃費向上や走行性能の向上に大きく貢献します。
構造面では、断面形状を工夫することで、強度と軽量化の両立を図っています。例えば、閉断面構造やハニカム構造を採用することで、少ない材料で高い強度を実現しています。また、車種によっては、リヤフロアサイドメンバーに補強材を追加したり、他の車体骨格部品と一体成型するなど、より強固な構造としている場合もあります。
カスタマイズの可能性:収納スペースとしての活用例

リヤフロアサイドメンバーは、頑丈さを活かしてカスタマイズに活用されることもあります。特に、荷室のフロア下に位置するリヤフロアサイドメンバーは、デッドスペースになりがちなエリアを有効活用する格好の場所です。
例えば、車中泊を楽しむユーザーの間では、リヤフロアサイドメンバーに沿って収納ボックスを自作する例が見られます。既製品の収納ボックスが入らない場合でも、車種専用の設計図を公開しているサイトや、DIYの方法を解説した動画なども多くあります。
ただし、強度を保つために必要な構造であることを理解しておくことが重要です。安易に穴を開けたり、部材を切断したりすると、車両の安全性に影響を及ぼす可能性があります。カスタマイズを行う場合は、専門家の意見を仰ぐなど、安全性を十分に確認してから行うようにしましょう。
点検と修理:損傷の見分け方と対処法

リヤフロアサイドメンバーは、車体の強度を保つ上で重要な役割を果たしていますが、その損傷は目視では確認しにくい場合があります。しかし、放置すると走行安定性や安全性を損なう可能性もあるため、日頃から注意深く点検することが大切です。
損傷の見分け方としては、まず車体の歪みに注意します。リヤフロアサイドメンバーに損傷があると、車体が左右非対称になったり、ドアの開閉がスムーズにいかなくなることがあります。また、走行中に異音がする、振動が大きくなったなどの症状が現れる場合も、リヤフロアサイドメンバーの損傷が疑われます。
損傷が疑われる場合は、速やかに専門の整備工場で点検を受けるようにしましょう。損傷の程度によっては、交換が必要になる場合もあります。修理費用は損傷の程度や車種によって異なりますが、高額になるケースも少なくありません。そのため、日頃から点検を行い、早期発見・早期修理を心がけることが大切です。
