車体剛性

性能に関する用語

車の安定性に影響?ローリング共振周波数とは

車を運転していると、路面の凹凸や風などの影響で車が揺れることがありますよね。この揺れやすさには、実は「ローリング共振周波数」というものが深く関わっています。 ローリング共振周波数とは、簡単に言うと車が左右に揺れやすい固有の周波数のことです。 例えば、ある車が1秒間に2回揺れるような周波数に共振しやすい場合、その周波数に近い揺れが外部から加わると、車は大きく揺さぶられることになります。 逆に、共振周波数から大きく離れた周波数の揺れであれば、車体が大きく揺れることはありません。 このローリング共振周波数は、車の設計によって異なり、サスペンションの硬さや車体の重さなどが影響します。 一般的に、スポーツカーのように車高が低く、サスペンションの硬い車は共振周波数が高く、逆に、SUVのように車高が高く、サスペンションの柔らかい車は共振周波数が低くなる傾向があります。 快適な乗り心地を実現するためには、路面状況や車の用途に合わせて、最適なローリング共振周波数に設定することが重要となります。
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クルマの安定性「ロール角速度」とは?

クルマを運転していると、カーブでは遠心力によって車体が傾くことを体感します。この車体の傾きを「ロール」と呼びますが、単に傾いている角度だけでなく、どれくらいの速度で傾いているのかも運転感覚や安定性に大きく影響します。この傾く速度を表すのが「ロール角速度」です。 例えば、同じ角度まで傾く場合でも、急激に傾けば助手席の人はヒヤッとするでしょうし、ゆっくり傾けばそれほど不安を感じないはずです。このように、ロール角速度は乗員の安心感に直結するだけでなく、タイヤの接地状態を変化させ、グリップ力にも影響を与えるため、クルマの運動性能を決める上で非常に重要な要素と言えるのです。