デザインに関する用語 車のデザインを左右する『カットライン』とは?
美しい曲線を描く車体。そのデザインは、デザイナーの感性と、それを実現する技術によって生み出されます。特に、デザインの初期段階で重要な役割を担うのが「クレイモデル」です。クレイモデルとは、粘土のような素材を用いて実物大で製作される車の模型のこと。デザイナーは、このクレイモデルを実際に削ったり、盛り付けたりしながら、理想の形状を追求していきます。
そして、このクレイモデルの製作において、重要な指標となるのが「カットライン」です。カットラインとは、車の骨格となるフレームや、ドア、ボンネットなどのパーツの境界線を指します。デザイナーは、このカットラインを意識しながらクレイモデルを製作することで、デザイン性だけでなく、実際に車が製造できるかどうかの実現可能性も考慮していくのです。
つまり、カットラインは、デザイナーの自由な発想と、現実的な制約との間をつなぐ、重要な要素と言えるでしょう。クレイモデルとカットライン、この二つは、車のデザインが生まれる上で、切っても切り離せない関係にあるのです。
