排気浄化

エンジンに関する用語

燃費向上とクリーンディーゼルを実現する「成層燃焼」とは?

ガソリンエンジンでは、空気と燃料を混ぜて燃焼させていますが、従来の方式では、この混合気を均一にシリンダー内に送り込んでいました。しかし、成層燃焼では、あえて燃料濃度の濃い部分と薄い部分を層状に作り出すことで、燃焼効率を飛躍的に向上させています。 具体的には、ピストンの上昇によってシリンダー内に発生する空気の渦を利用し、燃料噴射のタイミングを緻密に制御することで層状の混合気を作ります。そして、中心付近の濃い部分から着火することで、薄い混合気でも効率的に燃焼させることが可能になります。これは、ろうそくの炎が周囲の空気を利用して燃え広がる様子に似ています。 このように、成層燃焼は、従来の均一混合気による燃焼と比べて、燃費の向上だけでなく、排気ガスのクリーン化にも大きく貢献する技術と言えるでしょう。
エンジンに関する用語

ロータリーエンジンの心臓部!排気ポートインサートとは?

ロータリーエンジン特有のパーツである排気ポートインサート。その特殊な形状は、まさにロータリーエンジンの心臓部といえる重要な役割を担っています。 排気ポートインサートは、ローターハウジングの排気ポートに埋め込まれた部品です。その役割は、排気ガスの流れを最適化し、エンジンの出力と燃費を向上させることです。 一般的なレシプロエンジンとは異なり、ロータリーエンジンは回転運動で動力を発生させます。そのため、排気ガスの流れ方も独特で、排気ポートインサートによってその流れを制御することで、効率的な燃焼と排気を実現しています。