バッテリー上がり

電機部品に関する用語

車の充電: 知っておきたい基礎知識

車を走らせるために欠かせないバッテリー。しかし、エンジン車とEVでは、その役割や仕組みが大きく異なります。 エンジン車の場合、バッテリーは主にエンジンを始動させるための電気を供給する役割を担います。その他、ライトやカーナビ、エアコンなど、様々な電装品にも電気を供給しますが、エンジンの駆動自体はガソリンによって行われます。そのため、エンジン車のバッテリーは比較的コンパクトで、容量もそれほど大きくありません。 一方、EVはバッテリーに蓄えられた電気エネルギーのみでモーターを回転させ、車を走らせます。言わば、EVにとってバッテリーはエンジンのような心臓部と言えるでしょう。そのため、EVのバッテリーはエンジン車と比較してはるかに大きく、高電圧で、大容量です。このバッテリーの違いが、エンジン車とEVの走行性能や充電時間、航続距離などの違いを生み出しているのです。
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車の急速充電:知っておきたいメリットとデメリット

電気自動車の心臓部ともいえるバッテリー。そのバッテリーが電力不足に陥るのが、いわゆる「バッテリー上がり」です。バッテリー上がりは、ヘッドライトの消し忘れや長時間駐車など、様々な原因で起こります。 ガソリン車であれば、バッテリーが上がっても他の車からケーブルを繋いでエンジンを始動させる「ジャンプスタート」が有効です。しかし、電気自動車の場合は、高電圧システムが搭載されているため、安易にジャンプスタートを行うことは大変危険です。 万が一、電気自動車のバッテリーが完全に上がってしまった場合は、ロードサービスを呼び、充電スポットまでレッカー移動する必要があります。そのため、日頃からバッテリー残量に気を配り、こまめな充電を心がけることが大切です。