クルマの生まれ故郷がわかる?車両識別番号(VIN)早わかり

クルマの生まれ故郷がわかる?車両識別番号(VIN)早わかり

車を知りたい

先生、世界製造業者識別コードって、車のどこの部分に書いてあるんですか?

自動車研究家

いい質問だね!世界製造業者識別コードは、車検証や車の車台番号が刻印されている部分に記載されていることが多いよ。車種によって場所が異なる場合もあるから、車検証と見比べてみるといいよ。

車を知りたい

車検証にも書いてあるんですね!今度見てみます。ちなみに、このコードを見たら何がわかるんですか?

自動車研究家

世界製造業者識別コードを見れば、その車がどこの国のどのメーカーで製造されたのかがわかるんだ。例えば、日本のトヨタなら「JT」で始まるコードが割り当てられているんだよ。

世界製造業者識別コードとは。

「世界製造業者識別コード」(WMI)とは、自動車の車体番号(VIN)の最初の3桁で、製造国とメーカーを特定するためのコードです。3桁ともローマ字または数字で構成され、最初の1桁目は製造国を表します。(欧州法規ではメーカーの本拠地となります。) 例えば、イギリスは「S」、フランスは「V」、イタリアは「Z」、アメリカは「1」、オーストラリアは「6」、日本は「J」などです。続く2桁と3桁目はメーカーを表し、WMIを見ればどの国のどのメーカーの車かが分かります。 WMIはアメリカの自動車技術会(SAE)によって管理されています。

車両識別番号(VIN)とは?

車両識別番号(VIN)とは?

車両識別番号(VIN)とは、一台一台のクルマに与えられた17桁の英数字からなる固有の番号のことです。
まるで人間の指紋のように、世界に一つとして同じ番号を持つクルマはありません。
VINは車台番号と呼ばれることもありますが、車台番号はVINの一部を指す場合もあり、厳密には異なります。
VINを見れば、そのクルマがどこの国で、どのメーカーで、いつ頃製造されたのかなど、様々な情報を読み解くことができます
中古車を購入する際や、自分のクルマについて詳しく知りたい時に、VINは役立つ情報源となります。

世界製造業者識別コード(WMI) – VINの鍵-

世界製造業者識別コード(WMI) - VINの鍵-

VINは、クルマにとって戸籍のようなもので、17桁の英数字で構成されています。その中でも最初の3桁は世界製造業者識別コード(WMI)と呼ばれ、車両の製造国、メーカー、ブランドを特定する重要な役割を担っています。

例えば、日本のメーカーであるトヨタで製造されたクルマの場合、VINの最初の3桁は「J」で始まります。続く1桁目はメーカーを表し、トヨタの場合は「T」です。そして、3桁目はブランドや製造工場を表しており、トヨタの場合は「1」から「9」までのいずれかの数字が割り当てられています。

つまり、VINの最初の3桁を見るだけで、そのクルマがどこの国で、どのメーカーによって製造されたのかを知ることができるのです。これは、中古車を購入する際などに、車両の素性を確認する上で非常に役立ちます。

WMIは、国際標準化機構(ISO)によって定められており、世界中の自動車メーカーに割り当てられています。そのため、VINを見れば、どこの国のクルマであっても、その起源をたどることができるのです。

WMIの構成 – 3桁の記号が語るもの

WMIの構成 - 3桁の記号が語るもの

車両識別番号(VIN)は、世界中のあらゆる車両に割り当てられた17桁の英数字からなる固有のIDです。VINの最初の3桁は世界メーカー識別コード(WMI)と呼ばれ、車両の製造国、メーカー、そしてブランドを識別する役割を担っています。

WMIの最初の1桁目は地理的ゾーンを表し、車両が製造された大陸や地域を示します。例えば、「1」は北アメリカ、「2」はヨーロッパ、「J」は日本を示します。続く2桁目は製造国とメーカーを特定するコードです。例えば、「1N」は日本の日産、「JT」は日本のトヨタを示します。

WMIは車両の出自を明らかにする重要な手掛かりとなります。中古車を購入する際や、海外から輸入された車両について調べる際には、WMIを確認することで、その車両の歴史や背景をより深く理解することができます。

世界各国とメーカーの識別

世界各国とメーカーの識別

VINの最初の3桁は、車両の製造国やメーカーを表す重要な部分です。最初の1桁目は製造地域を示し、例えば日本や韓国で製造されたクルマなら「J」、アメリカなら「1」または「4」、ヨーロッパなら「W」から始まります。続く2桁目は製造国とメーカーを組み合わせたコードで、例えばトヨタなら「JT」、日産なら「JN」といった具合に割り当てられています。この2桁目までの情報だけで、そのクルマがどこの国のどのメーカーで製造されたのかが分かります。VINを見れば、まるでクルマのパスポートを見ているように、そのクルマのルーツを辿ることができるのです。

WMIから読み解く、愛車のルーツ

WMIから読み解く、愛車のルーツ

VINとは、車両を識別するためにつけられる17桁の番号のこと。車検証を見れば記載されていますが、実はこのVIN、ただの番号の羅列ではありません。VINの最初の3桁はWMI(世界製造者識別コード)と呼ばれ、これを見ればそのクルマがどこの国で製造されたのかがわかるようになっています。

例えば、日本国内で製造されたクルマであれば、3桁のWMIの最初の1文字は「J」で始まります。トヨタであれば「JT」、日産であれば「JN」といった具合です。輸入車の場合は、ドイツであれば「W」、アメリカであれば「1」か「4」か「5」で始まります。

普段何気なく見ている車検証ですが、VINを確認することで、自分の愛車がどこの国で生まれ、どんなルーツを持っているのかを知ることができます。まるで、自分の愛車の履歴書を読んでいるような感覚を味わえるかもしれません。

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