知っておきたい「身障者登録」と駐車

車を知りたい
先生、「身障者登録」ってなんですか? 車の免許を取るための登録ですか?

自動車研究家
いい質問だね! 「身障者登録」は、身体に障害のある方が車を所有する際に、駐車禁止の場所でも必要最小限の駐車を許可してもらうための登録だよ。免許とは別で、警察署に届け出て、「除外指定車」の標章をもらうんだよ。

車を知りたい
なるほど。つまり、この標章があれば、どこでも駐車していいということですか?

自動車研究家
そうじゃないよ。あくまでも「必要最小限」の駐車が認められるだけで、どこでも自由に駐車していいわけではないんだ。例えば、お店の入り口を塞ぐような駐車はダメだよ。
身障者登録とは。
「身障者登録」とは、身体に障害のある方が車を所有する際に、駐車禁止場所でも必要最小限の駐車を許可してもらうための手続きです。この登録を行うには、所轄の警察署に申請し、「駐車禁止除外指定車」の標章の交付を受けます。この標章は、都道府県公安委員会が発行するもので、車の前面ガラスに表示することで、公安委員会が駐車を禁止している場所でも、必要最小限の範囲で駐車することが可能になります。
身障者登録とは?

身体障害者手帳の交付を受けるための制度です。身体に障がいがあることを市区町村の窓口で申請し、認定されると手帳が交付されます。この手帳は、障がいの程度や種類に応じて等級が分かれており、様々な支援やサービスを受ける際に必要となります。例えば、税金の控除や公共交通機関の運賃割引、障害者雇用枠での就職活動などが挙げられます。
登録の対象となる方

身体障害者手帳の交付対象となるのは、身体障害者福祉法に定められた身体障害の等級に該当する方です。具体的には、視覚、聴覚、音声・言語機能、肢体、心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこうまたは直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能、肝臓のいずれかの機能に障がいがある方が該当します。
等級は1級から6級まであり、障がいの程度によって区分されます。また、障がいの種類や等級だけでなく、日常生活における支障の度合いも考慮されます。
なお、手帳の交付には、医師の診断書などを基にした申請手続きが必要となります。詳細については、お住まいの市区町村の窓口にお問い合わせください。
申請に必要な書類と手続きの流れ

身障者手帳の交付を受けるには、所定の申請書類を居住地の市区町村役所の担当窓口に提出する必要があります。申請書類は、窓口でもらうか、各自治体のホームページからダウンロードできます。
必要な書類は、申請書、医師の診断書、印鑑、顔写真などです。診断書は、手帳の交付対象となる障害の種類や程度が記載されたもので、指定医による診察が必要です。申請書類が受理されると、審査が行われ、手帳の交付が決定された場合は、後日、交付通知書が送られてきます。
手帳の交付には、1~2か月程度かかる場合があるので、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。また、自治体によっては、郵送での申請を受け付けていない場合や、申請に必要な書類が異なる場合があるので、事前に確認しておくとスムーズです。
駐車禁止除外指定車標章の交付と表示

身体に障がいのある方の自動車利用を支援するため、一定の条件を満たすと、駐車禁止規制の除外を受けることができる「駐車禁止除外指定車標章」(以下、標章)の制度があります。
標章の交付を受けるには、お住まいの市区町村に申請する必要があり、障がいの程度や状況に応じて審査が行われます。交付が認められると、青色の標章が交付されます。
標章を取得した場合は、自動車の前後に標章を見やすいように表示することが義務付けられています。表示がない場合は、駐車禁止規制の除外を受けることができません。また、標章は貸与ではなく、あくまでも障がいのある方が運転または同乗する場合に限り使用が認められるものです。
標章の交付を受けても、駐車禁止の場所であればどこでも駐車できるわけではありません。駐車禁止規制の除外が認められるのは、道路交通法で定められた場所に限られます。たとえば、交差点付近や横断歩道の上など、他の車両の通行や歩行者の安全を妨げる場所には駐車できませんので注意が必要です。
誤解されやすい点と注意点

身体障がい者手帳の交付を受けている方の中には、駐車場利用に関する誤解が見受けられます。手帳を持っていると、どこにでも無料で駐車できると考える方がいますが、これは誤りです。
身障者用駐車区画は、あくまで歩行が困難な方が安全に乗り降りするために設けられているものであり、手帳の交付を受けていれば無条件で利用できるわけではありません。
違法駐車は、当然ながら罰則の対象となります。また、不正利用は、本当に困っている方の迷惑になるだけでなく、社会全体のモラルを低下させることにもつながります。
身障者用駐車区画の利用については、各自治体の条例や施設のルールをよく確認し、正しく利用するように心がけましょう。
