車の設計図解読!エレベーションって何?

車を知りたい
先生、『エレベーション』って自動車のデザインでよく聞くんですけど、どういう意味ですか?

自動車研究家
良い質問だね!『エレベーション』は、簡単に言うと車の正面、横、後ろの絵のことだよ。建物の設計図でいうところの立面図みたいなものかな。

車を知りたい
じゃあ、上から見た図はエレベーションって言わないんですか?

自動車研究家
その通り!上から見た図は『プランビュー』と言って、『エレベーション』とは区別するんだ。覚えておこうね!
エレベーションとは。
自動車用語で「エレベーション」とは、正面、側面、背面から見た車の正投影図や一点透視図のことを指します。ただし、真上から見下ろした平面図はエレベーションには含まれません。
エレベーションの基本:車の姿を捉える

– エレベーションの基本車の姿を捉える
車の設計図と聞いて、複雑な線や記号で埋め尽くされた図面を想像する方も多いのではないでしょうか。もちろん、細部まで正確に描かれた図面も重要ですが、車の全体像を把握するためには、「エレベーション」と呼ばれる図面が欠かせません。
エレベーションは、車を真横、真後ろ、真上から見た図で、それぞれの視点から車の形を平面的に表現したものです。言わば、車の「顔」・「横顔」・「頭頂部」を写し取った写真のようなものと言えるでしょう。
複雑な構造や部品の配置は省略され、全体のフォルムやプロポーション、デザインの特徴などが分かりやすく表現されています。 車好きなら一度は目にしたことがある、あの美しい車のシルエットも、元々はエレベーションから生まれたものなのです。
正面、側面、背面:3つのエレベーション

車の設計図を見たことはありますか? なかでも、エレベーション図は、車の外観デザインを理解する上で重要な役割を果たします。エレベーション図は、正面、側面、背面の3方向から見た車の姿を平面的に描いた図面です。
正面エレベーションは、車の顔ともいえるフロントグリルやヘッドライトのデザイン、全体のバランスなどを確認できます。一方、側面エレベーションでは、車の全長や車高、ボンネットからトランクへの流れ、つまりプロポーションを把握するのに役立ちます。そして、背面エレベーションは、リアコンビランプやマフラーの位置、リアウィンドウの形状など、後方からの印象を掴むことができます。
これらの3つのエレベーション図を合わせて見ることで、車のデザインを立体的にイメージし、その魅力をより深く理解することができるのです。
透視図との違い:平面図で理解する

車のデザイン画などでよく目にする、スタイリッシュな「透視図」。実は、車の設計図面では、「エレベーション」と呼ばれる図が使われています。では、このエレベーションは、普段私たちが見慣れている透視図と、どう違うのでしょうか?
それを理解するために、「平面図」を例に考えてみましょう。家の間取り図としておなじみの平面図は、真上から見た部屋の様子を表していますよね。どこに出入り口があり、どこに家具を置くか、全体像が一目でわかります。
エレベーションは、この平面図のように、車を真横または真正面から見た「真投影図」なのです。透視図のように奥行きが強調されず、寸法や形状が正確に表現されているため、設計図面には欠かせない存在なのです。
エレベーションから読み解くデザインの特徴

車は、機能性だけでなく、その美しいデザインも魅力の一つです。しかし、多くの人にとって、複雑な曲線や緻密なディテールで構成された車のデザインは、一見すると理解するのが難しいかもしれません。そこで、今回は車の設計図の中でも、車の側面図である「エレベーション」に注目し、そこから読み解くことができるデザインの特徴について解説していきます。
エレベーションは、車のプロポーションやキャラクターライン、そして全体的なシルエットを把握するのに最適な資料です。例えば、スポーティーな車は、ボンネットが長く、ルーフラインが低い、流れるようなシルエットが特徴です。一方、SUVのような車は、車高が高く、タイヤが大きく、力強い印象を与えるシルエットになっています。このように、エレベーションを見ることで、デザイナーが車に与えたいイメージやコンセプトを理解することができます。
設計だけじゃない!エレベーションの活躍シーン

車の設計図によく登場する「エレベーション」。実は、設計の現場だけで使われている言葉ではありません。私たちの身近な場面でも、この「エレベーション」は活躍しているのです。例えば、事故車の修理。修理工場では、損傷の程度を正確に把握するために、様々な角度から車の状態を記録します。この時、横から見た車の状態を記録した図も「エレベーション」と呼ばれ、修理の範囲や費用を見積もる上で重要な役割を果たします。また、最近では、車のカスタマイズの際にも「エレベーション」が活用されています。エアロパーツを取り付けたり、車高を調整したりする際に、完成イメージを正確に把握するために、様々な角度からの「エレベーション」を作成します。このように、「エレベーション」は車の設計から修理、カスタマイズまで、幅広い場面で活躍している、車好きなら知っておきたい言葉なのです。
