エンジンに関する用語 オーバースクエアエンジン:高回転型の心臓を知る
エンジンは、ピストンの上下運動を回転運動に変換して車を走らせる心臓部です。その性能を決める要素の一つに、ボアとストロークの関係が挙げられます。ボアとはシリンダーの直径、ストロークはピストンの動く距離を指します。このボアとストロークの比率が、エンジンの性格を大きく左右するのです。
ボア・ストローク比が1より大きいエンジンは「オーバースクエアエンジン」と呼ばれ、一般的に高回転型エンジンとしての特性を持ちます。 ボアが大きいということは、シリンダー内の燃焼室が広くなり、多くの混合気を燃焼させることができます。その結果、大きなパワーを生み出すことが可能となります。 一方、ストロークが短いため、ピストンの移動距離が短く、高回転までスムーズに回すことができます。
オーバースクエアエンジンは、スポーティーな走行に適しており、高回転域での力強い加速が魅力です。しかし、低回転域ではトルクが細くなる傾向があり、街乗りなどでは少し扱いづらいと感じる場面もあるかもしれません。
