設計に関する用語 車の品質を決める「直角度公差」とは?
車をはじめとする工業製品は、設計図通りに寸法通りに作られていると思われがちですが、実際にはわずかな誤差が生じます。この誤差を一定の範囲内に抑えることで、製品の品質を保っているのです。その許容範囲を示すのが「寸法公差」です。
寸法公差には様々な種類がありますが、その中でも「直角度公差」は、ある基準となる面や線に対して、別の面や線がどれだけ垂直に作られているかを規定するものです。例えば、車のドアを取り付ける場合、車体の側面に対してドアの取り付け面が垂直である必要があります。もし、直角度公差が大きすぎると、ドアが車体にうまくはまらなかったり、隙間が空いてしまったりする可能性があります。
直角度公差は、製品の機能や性能、組み立てやすさ、さらには美観にも影響を与える重要な要素と言えるでしょう。
