サーマルリアクター

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自動車用語解説:空間速度とは?

- 自動車用語解説空間速度とは? -# 空間速度触媒コンバーターの性能指標 自動車の排気ガス浄化装置である触媒コンバーター。その性能を測る重要な指標の一つに「空間速度」があります。 空間速度とは、単位時間あたりにどの程度の排気ガス量が触媒コンバーターを通過するのかを表す指標です。 空間速度は、触媒コンバーターの容積と排ガス流量から計算されます。例えば、1リットルの容積を持つ触媒コンバーターに、毎秒10リットルの排気ガスが流れている場合、空間速度は10/秒となります。 空間速度が大きくなる、つまり、触媒コンバーターを短い時間で多くの排気ガスが通過するということは、それだけ触媒との接触時間が短くなることを意味します。 接触時間が短くなると、排気ガス中の有害物質を十分に浄化できない可能性があります。 一方、空間速度が小さすぎると、排気ガスの流れが滞ってしまい、エンジン性能に悪影響を及ぼす可能性があります。 そのため、触媒コンバーターの空間速度は、排気ガス浄化性能とエンジン性能のバランスを考慮して最適な値に設定されています。
エンジンに関する用語

サーマルリアクター:自動車排ガス浄化の過去

サーマルリアクターとは、1970年代に自動車の排ガス浄化装置として用いられていた技術です。その名の通り、高温の反応器内で排ガス中の有害物質を酸化反応によって浄化するという仕組みでした。具体的には、エンジンから排出された高温の排ガスを、さらに加熱された反応器に送り込みます。この反応器内には、触媒は存在しません。高温環境下では、排ガス中の未燃焼成分である炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)が、空気中の酸素と反応し、二酸化炭素(CO2)と水(H2O)に変化します。これにより、有害物質を減少させていました。