樹脂成形

設計に関する用語

自動車を支える縁の下の力持ち!プリミックスとは?

「プリミックス」という言葉を耳にしたことはありますか? 実は、私たちの生活に欠かせない自動車の製造に深く関わっているものなのです。 プリミックスとは、ゴムやプラスチックなどの材料を、あらかじめ最適な配合で混ぜ合わせておくことを指します。 この工程を経ることで、自動車のタイヤや内装材などが、求められる性能を発揮できるようになるのです。
設計に関する用語

自動車の『バリ』問題:その原因と対策

「バリ」とは、金属や樹脂などの加工面に見られる、小さな突起や鋭利な残存部分のことを指します。製造工程で、切削、穴あけ、切断といった加工が行われた際に発生しやすく、自動車部品においても例外ではありません。 バリは、自動車の性能や安全性、美観に影響を与える可能性があるため、その発生原因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
設計に関する用語

自動車部品製造の要!インジェクションブロー金型とは?

自動車に使われているプラスチック部品の中には、複雑な形状をしていて、高い強度が求められるものが数多く存在します。このような部品の製造に欠かせないのが「インジェクションブロー成形」です。そして、このインジェクションブロー成形を支えているのが「インジェクションブロー金型」です。 インジェクションブロー金型は、主に二つの部品から構成されています。まず、溶かしたプラスチックを射出する「インジェクション金型」、次に射出されたプラスチックを金型内で圧縮空気によって膨らませ、最終的な形状に成形する「ブロー金型」です。 この二つの金型を組み合わせることで、複雑な形状の製品を、継ぎ目のない一体成形で製造することが可能になります。継ぎ目がないため、製品の強度が高くなり、デザインの自由度も高まるというメリットがあります。 インジェクションブロー成形は、自動車部品の中でも特に、燃料タンクやエアダクト、オイルパンなど、高い強度や気密性が求められる部品に多く用いられています。
設計に関する用語

自動車部品を支える射出成形とは?

射出成形とは、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などのプラスチック材料を溶融状態にして金型に射出し、冷却・固化させることで製品を成形する加工方法です。その基本的な原理は、注射器に例えられます。注射器に液体を入れてピストンを押すと、針の先から液体が勢いよく噴出されますが、射出成形もこれと同様に、プラスチック材料を溶かしたものを金型に流し込み、製品の形に成形するのです。 射出成形の工程は、大きく分けて以下のようになります。 1. プラスチック材料(ペレット)を射出成形機に投入します。 2. 材料をヒーターで加熱し、溶融状態にします。 3. 溶融した材料をスクリューで金型に射出します。 4. 金型内で冷却し、プラスチックを固化させます。 5. 成形品を取り出す この一連の工程を経て、自動車部品をはじめ、家電製品、玩具、文房具など、様々な製品が製造されています。
設計に関する用語

クルマを進化させる「積層射出成形」技術

積層射出成形とは、複数の異なる樹脂材料を金型に交互に射出することで、多層構造を持つプラスチック製品を成形する技術です。従来の一度の射出で単層構造の製品を作る一般的な射出成形とは異なり、積層射出成形では材料の組み合わせ方次第で、強度や柔軟性、デザイン性など、多様な特性を製品に付与することが可能となります。この革新的な技術は、自動車産業において従来の設計の常識を覆し、高機能かつ軽量な自動車部品の開発を加速させています。