エンジンに関する用語 空気過剰率とは?:エンジンの性能を左右する重要な指標
空気過剰率とは、エンジン内で燃料を完全に燃焼させるために必要な空気の量に対して、実際に取り込んでいる空気の量の割合を示す指標です。記号はλ(ラムダ)で表され、λ=1 のとき理論空気量と実際の空気量が等しく、完全燃焼の状態を意味します。
空気過剰率は、以下の式で計算されます。
λ = 実際に供給された空気量 ÷ 理論空気量
理論空気量とは、燃料を完全に燃焼させるために必要な空気の量であり、燃料の種類によって異なります。例えば、ガソリン1kgを完全に燃焼させるには約14.7kgの空気が必要です。
λの値は、エンジンの燃焼状態を評価する上で非常に重要です。λが1より小さい場合は、空気が不足しており、不完全燃焼を起こしている状態です。逆に、λが1より大きい場合は、空気が過剰に供給されている状態です。
最適なλの値は、エンジンの種類や運転状態によって異なりますが、一般的にはλ=1付近で最も効率的な燃焼が行われます。
