メンテナンスに関する用語 車の心臓を守る!縁の下の力持ち「パッキン」
車のパーツというと、エンジンやタイヤ、シートなど目立つものを思い浮かべがちですが、実は「パッキン」のように、普段はあまり意識することのない小さな部品も、車の性能や安全性を支える上で非常に重要な役割を担っています。
では、パッキンは一体どのような働きをしているのでしょうか?
パッキンは、異なる部品同士の隙間を埋め、気体や液体の漏れを防ぐ役割を担っています。例えば、エンジン内部では、高温高圧の燃焼ガスが発生しますが、パッキンがしっかりと隙間を塞ぐことで、ガスが漏れることなく、エンジンが正常に作動するようになっています。もし、パッキンが劣化して隙間ができてしまうと、エンジンの出力低下や燃費悪化に繋がったり、最悪の場合、火災の原因となることもあります。
このように、パッキンは「縁の下の力持ち」として、車の安全運行を陰ながら支えているのです。
