パッキン

メンテナンスに関する用語

車の心臓を守る!縁の下の力持ち「パッキン」

車のパーツというと、エンジンやタイヤ、シートなど目立つものを思い浮かべがちですが、実は「パッキン」のように、普段はあまり意識することのない小さな部品も、車の性能や安全性を支える上で非常に重要な役割を担っています。 では、パッキンは一体どのような働きをしているのでしょうか? パッキンは、異なる部品同士の隙間を埋め、気体や液体の漏れを防ぐ役割を担っています。例えば、エンジン内部では、高温高圧の燃焼ガスが発生しますが、パッキンがしっかりと隙間を塞ぐことで、ガスが漏れることなく、エンジンが正常に作動するようになっています。もし、パッキンが劣化して隙間ができてしまうと、エンジンの出力低下や燃費悪化に繋がったり、最悪の場合、火災の原因となることもあります。 このように、パッキンは「縁の下の力持ち」として、車の安全運行を陰ながら支えているのです。
メンテナンスに関する用語

縁の下の力持ち!自動車とシリコーンゴム

私たちの生活に欠かせない自動車。その複雑な構造の中には、様々な素材が使われていますが、中でも「シリコーンゴム」は、あまり目立つことはありませんが、重要な役割を担っています。 では、シリコーンゴムとは一体どのような素材なのでしょうか? シリコーンゴムは、その名の通り「ゴム」の一種ですが、一般的なゴムとは異なる性質を持つ素材です。石油を原料とする一般的なゴムとは異なり、シリコーンゴムは砂に含まれる珪素を主成分としています。そのため、耐熱性、耐寒性、耐候性、電気絶縁性などに優れており、過酷な環境下でも安定した性能を発揮することができます。