メンテナンスに関する用語 クルマを支える縁の下の力持ち!歯付き座金とは?
歯付き座金は、その名の通り歯のついた、一見すると少し変わった形の金属製の薄い部品です。普段は目にする機会が少ないかもしれませんが、車やバイクをはじめとする様々な機械に使用されており、ネジの緩みを防止するという重要な役割を担っています。
歯付き座金は、その歯をナットやボルト、そして取り付け対象に食い込ませることで、振動や衝撃が加わってもネジが緩むのを防ぎます。これは、歯がブレーキのような役割を果たし、逆回転を防ぐためです。
もし、歯付き座金が無かったらどうなるでしょうか?
例えば、車が走行中に振動によってネジが緩んでしまったら…想像するだけでも恐ろしいですよね。 歯付き座金は、このような事態を防ぎ、私たちの安全を守ってくれる、縁の下の力持ちと言えるでしょう。
