車種型式ってなに？ 車の個性を表す記号を解説

車種型式ってなに？ 車の個性を表す記号を解説

車種型式とは？

車種型式とは、その車がどんな車なのかを特定するための記号です。まるで人間の名前のようなもので、同じ車種型式を持つ車は、基本的な性能や構造が同じになります。車検証を見れば必ず記載されているので、確認してみましょう。

車種型式の構成要素

車種型式は、メーカー名、ブランド名、エンジン種類、ボディ形状、駆動方式、その他の特徴など、多くの情報が含まれています。まるで車の履歴書のように、その車の特徴を記号で表しているのです。

例えば、トヨタの「DBA-NZE161G」を見てみましょう。「DBA」は排出ガス規制の識別記号、「NZE」はカローラシリーズ、「16」は1600ccエンジン、「1」は型式区分、「G」はグレードを表しています。このように、一見すると複雑な記号の羅列も、一つ一つ紐解いていくことで、その車の個性が見えてくるのです。

車種型式からわかること

車種型式は、車検証を見ればすぐに確認できるアルファベットと数字の組み合わせです。一見すると複雑なこの記号には、その車の重要な特徴が凝縮されています。車種型式から、エンジンの種類や排気量、駆動方式、ボディタイプなど、様々な情報を読み解くことができます。

例えば、アルファベットはメーカーや車種、エンジンタイプなどを表し、続く数字は排気量や世代などを示すことが多いです。車に詳しくなくても、車種型式を理解することで、車選びの幅が広がると言えるでしょう。

車種型式の見方

車種型式は、メーカー名や車名を表す記号と、エンジンやボディタイプなどを示す数字やアルファベットの組み合わせで成り立っています。

例えば、トヨタの「プリウス」を例に見てみましょう。「DAA-ZVW30」という車種型式の場合、

* 「DAA」は排出ガス規制レベルや駆動方式などを表します。
* 「ZVW30」はプリウスの3代目モデル、排気量1.8Lのハイブリッド車であることを示しています。

このように、車種型式は一見すると複雑な記号の羅列に見えますが、一つ一つの要素がその車の重要な特徴を表しているのです。

車検証で車種型式を確認してみよう

さて、車種型式が車の個性を表す大切な情報だと分かったところで、次は自分の車の車種型式を実際に確認してみましょう。車種型式はどこに書いてあるのでしょうか？ 実は、車の車検証を見ればすぐに分かります。

車検証は車の戸籍のような書類で、車種型式の他に、車の大きさや重さ、エンジンに関する情報などが細かく記載されています。車検証の左上の方に「型式」という欄がありますね。そこに書かれているのが、あなたの愛車の車種型式です。

車種型式は、一見すると複雑な記号の羅列のように思えるかもしれません。しかし、それぞれの数字やアルファベットには重要な意味が込められており、車の特徴や性能を知るためのヒントになります。

例えば、車種型式からエンジンの種類や排気量、駆動方式などを知ることができます。車に詳しくなりたいと思ったら、まずは自分の車の車検証を見て、車種型式が何を意味しているのか調べてみてはいかがでしょうか。