車のガクガク、知られざる振動の正体

車を知りたい
先生、「駆動系一節ねじり振動」って、どういう意味ですか?説明を読んでも、ちょっと難しくてよくわからないです。

自動車研究家
なるほど。「駆動系一節ねじり振動」は、車が急発進や急ブレーキをした時に、ガクガクと揺れる現象を説明する言葉なんだ。簡単に言うと、エンジンと車の重さが、バネで繋がっているような状態を想像してみて。

車を知りたい
バネで繋がっている状態…ですか?

自動車研究家
そう。急発進や急ブレーキをすると、そのバネがねじれたり戻ったりするよね?そのねじれが振動になって、車がガクガク揺れるんだ。この時の振動が「駆動系一節ねじり振動」だよ。
駆動系一節ねじり振動とは。
自動車用語の「駆動系一節ねじり振動」を分かりやすく説明します。車の駆動系を単純化したモデルで考えてみましょう。エンジンを左側に、車体の重さを右側に置き、その間をねじりバネで繋ぎます。このバネ部分が固定点(節)となり、エンジンと車体が反対方向に回転するように振動する現象を「駆動系一節ねじり振動」と呼びます。この振動は、周波数が2~10Hzと低く、急発進や急ブレーキ時に車がガクガクと前後に揺れる現象(サージング、カーバッキング)の原因となります。
駆動系一節ねじり振動とは?

車が発進する時や加速する時に、まるで何かが引っ掛かるような、ガクガクとした振動を感じたことはありませんか? 実はそれ、「駆動系一節ねじり振動」と呼ばれる現象かもしれません。
駆動系一節ねじり振動とは、エンジンからタイヤに伝わる動力の流れの中で、駆動軸などがねじれたり戻ったりする際に発生する振動のことです。
この振動は、車の発進時や加速時など、エンジンのトルクが急激に変化する際に発生しやすく、不快な乗り心地の原因となることがあります。
次の章では、駆動系一節ねじり振動が発生するメカニズムについて、さらに詳しく解説していきます。
簡単なモデルで振動をイメージしよう

車を運転していると、道路の凹凸などで車が上下に揺れることがありますよね。この揺れ、実は奥が深く、単純な上下運動だけでは説明できない複雑な動きをしているんです。今回は、車を簡単なモデルに例えながら、その振動の仕組みについて解説していきます。難しい数式は一切使いませんので、安心してくださいね!
ガクガクの原因、低周波振動

車を運転していると、路面の凹凸を拾ったり、エンジン音が響いたりする以外にも、「ガクガク」と車体が振動することがあります。この不快な振動、実は「低周波振動」と呼ばれるものが原因かもしれません。低周波振動とは、人間の感覚では捉えにくい低い周波数で起こる振動のこと。路面からの衝撃やエンジン振動など、様々な要因によって発生し、車体に共振現象を引き起こすことで、あの不快な「ガクガク」という振動として感じられるのです。
サージングとカーバッキング

「アクセルを踏んでいるのに、車がスムーズに加速しない。まるで息継ぎをするように、ガクガクと振動する…。」そんな経験はありませんか? 実はそれ、「サージング」や「カーバッキング」と呼ばれる現象かもしれません。
サージングとカーバッキングは、エンジンの回転数や出力に関係する症状です。 サージングは、車が低速走行やアイドリング中に、エンジンの回転数が不安定になり、ハンチングのように回転が上下する現象を指します。 一方、カーバッキングは、急激なアクセル操作やエンジンブレーキの使用時に、マフラーから「ボンッ」「パンッ」といった爆発音と共に車が振動する現象です。
どちらも、エンジンの燃焼が不安定になることで発生し、放置すると燃費悪化やエンジンへの負担に繋がることがあります。原因は様々で、点火プラグの劣化や燃料系統のトラブル、吸気系の異常などが考えられます。愛車の異変に気づいたら、早めに整備工場で点検してもらいましょう。
振動を抑制する技術

快適なドライブを阻む、あの不快な振動。実は、その発生源はエンジンやタイヤなど、車体の様々な場所に存在します。そして、振動を抑制するために、自動車メーカーは様々な技術を開発し、車に搭載しているのです。例えば、エンジンマウントと呼ばれる部品は、エンジンから発生する振動を吸収し、車体に伝わるのを抑える役割を果たしています。また、サスペンションにも、振動を吸収するダンパーと呼ばれる部品が組み込まれており、路面からの衝撃を和らげています。これらの技術により、私たちは快適なドライブを楽しむことができるのです。
