ビスカスカップリング

駆動系に関する用語

クルマの走行性能UP!可変配分型常時4WDとは?

可変配分型常時4WDは、その名の通り常に四つのタイヤに駆動力を配分する4WDシステムです。しかし、単に四輪に均等にパワーを分配するのではなく、走行状況に合わせて前後輪への駆動力の配分比率を自動的に変化させるのが最大の特徴です。 具体的には、路面状況や車両の走行状態を検知するセンサーが、最適な駆動力配分を瞬時に判断します。例えば、乾いた舗装路を走行している場合は、燃費性能を重視して前輪駆動に近い状態にするなど、状況に応じて前後の駆動力配分を自在にコントロールすることで、高い走行安定性と燃費効率を実現しています。
駆動系に関する用語

スタンバイ方式4WD:走破性の秘密

スタンバイ方式4WDは、普段は2輪駆動で走行し、路面状況や走行条件に応じて4輪駆動に切り替えることができる駆動方式です。燃費効率に優れている点が特徴で、オンロードでの快適な走行と、オフロードでの力強い走破性を両立しています。 通常走行時は、前輪または後輪の2輪だけで駆動し、滑りやすい路面や急な坂道など、4輪駆動が必要な状況になった場合に、手動または自動で4輪駆動に切り替えることができます。このため、無駄に4輪を駆動することがなく、燃費性能の向上に貢献します。
駆動系に関する用語

ビスカストランスミッション:仕組みと特徴

ビスカストランスミッションとは、粘性を持ったオイルの抵抗を利用して動力を伝える機構のことです。コンパクトな構造ながら、滑らかな変速と駆動力の配分を実現できるため、四輪駆動車やトラクターなど幅広い分野で使用されています。
エンジンに関する用語

車の静寂化!テンパトファンの役割と仕組み

車を走らせていると、ボンネットの下から「ブーン」という音が聞こえてくることがありますよね。これはエンジンを冷却する役割を持つ「ラジエーター」に取り付けられた「冷却ファン」が作動している音です。冷却ファンにはいくつか種類がありますが、その中でも特に静粛性に優れているのが、今回ご紹介する「テンパトファン」です。