
悪路走破の秘密兵器!マニュアルロッキングハブとは?
オフロードの世界でよく耳にする「パートタイム4WD」。これは、普段は二輪駆動で走行し、悪路など必要な時だけ四輪駆動に切り替えるシステムです。経済性と走破性を両立できる反面、切り替え操作が少し複雑になります。
パートタイム4WD車は、通常走行時はエンジンの力を後輪のみに伝えています。そして、オフロード走行時など四輪駆動が必要な場合は、車内にあるトランスファーレバーを使って、前輪にもエンジンの力を伝えるように切り替えます。
しかし、トランスファーレバーの操作だけでは、完全な四輪駆動状態とは言えません。なぜなら、前輪のタイヤと車軸の接続がまだ完全にされていないからです。そこで登場するのが、マニュアルロッキングハブなのです。