クルマのコスパ向上！リビルト部品ってなに？

クルマのコスパ向上！リビルト部品ってなに？

クルマのコスパ向上！リビルト部品ってなに？

車を知りたい

先生、「リビルト部品」ってなんですか？

自動車研究家

いい質問だね！「リビルト部品」は、壊れた車からまだ使える部品を取り出して、綺麗に修理して、新品同様に使えるようにした部品のことだよ。

車を知りたい

へぇー。新品と何が違うんですか？

自動車研究家

新品は完全に新しく作られた部品だけど、「リビルト部品」は一度使われた部品を再利用している点が違うね。でも、品質は新品同様になるように厳しく検査されているんだよ。

リビルト部品とは。

「リビルト部品」って、車に使われていた部品を修理して、新品同様の状態に再生した部品のことだよ。

リビルト部品とは？新品部品/中古部品との違い

クルマの修理やメンテナンス費用を抑えたい時に役立つのが「リビルト部品」。聞いたことはあるけど、実際どんなものかよくわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか？そこで今回は、リビルト部品について、新品部品や中古部品との違いと合わせて詳しく解説していきます。

まず、新品部品とは、文字通り新品の部品のこと。対して、中古部品は、使用済みの車両から取り外した部品です。では、リビルト部品とは？これは、使用済みの部品を分解・洗浄し、摩耗した部品を交換、さらに動作確認や調整などを経て新品同様の状態に再生した部品のことを指します。

つまり、新品部品と中古部品の中間に位置するのがリビルト部品と言えるでしょう。新品部品と比較すると、リビルト部品は価格が安く抑えられるというメリットがあります。また、中古部品よりも品質が安定しており、安心して使用できるという点も魅力です。

リビルト部品のメリット・デメリット

リビルト部品は、新品部品と比較して多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。メリット・デメリットを理解した上で、リビルト部品を使うか検討しましょう。

最大のメリットは、なんといってもその価格です。新品部品と比較して、一般的に2～3割、場合によっては半額以下で購入できることもあります。また、品質面でも安心です。リビルト部品は、単に洗浄した中古部品とは異なり、専門業者によって分解・洗浄・検査・交換が行われ、新品同様の品質に再生されています。さらに、環境への負荷が少ないという点もメリットとして挙げられます。リビルト部品は、使用済みの部品を再利用するため、資源の節約になり、ゴミの削減にもつながります。

一方、デメリットとしては、納期がかかる場合があるという点が挙げられます。リビルト部品は、需要と供給のバランスによって、在庫がない場合があり、その場合は、納期が1週間以上かかることもあります。また、すべての部品がリビルトされているわけではないという点も留意が必要です。特に、新しい車種や、希少車種の部品は、リビルト品が存在しないケースもあります。さらに、リビルト部品は、あくまでも再生品であるため、新品部品と比較すると、寿命が短いという点は理解しておく必要があります。

リビルト部品が使われている主な製品

リビルト部品は、様々なクルマの部品に活用されています。特に、高額になりがちな主要部品に多く使われています。

例えば、エンジンやトランスミッションといった、クルマの走行に欠かせない重要な部品もリビルト品として入手できます。その他、エアコンコンプレッサー、オルタネーター、スターターなどもリビルト部品として広く流通しています。これらの部品は新品で購入すると高額になりがちですが、リビルト部品であれば、新品よりも手頃な価格で手に入れることが可能です。