クルマの錆び保証、長期化の波!その背景と各社の動向

車を知りたい
先生、「錆び保証」って、車によって期間が違うんですか?

自動車研究家
そうだね。メーカーや車種によって保証期間は異なってくるんだ。一般的には日本車は3年、輸入車は6年間が多いかな。

車を知りたい
へぇー、そうなんですね!じゃあ、長い方が安心ですよね?

自動車研究家
もちろん長い方が安心な場合が多いけど、保証期間が全てではないよ。メーカーによっては、保証期間が短くても、高品質な塗装で錆びにくい車を作っている場合もあるからね。
錆び保証とは。
「錆び保証」とは、車の購入後、一定期間、ボディに錆による穴あきが発生しないことをメーカーが保証するものです。もし錆び穴ができた場合は、メーカーの指定する工場で所定の点検を受けていれば、無料で修理してもらえます。かつては、日本車は3年間、輸入車は6年間の保証が一般的でした。しかし、フォルクスワーゲンが12年間保証を打ち出し、アウディやプジョーも追随しました。それまでは、ポルシェの9年間が最長でした。一方で、メルセデス・ベンツのように、錆び保証の期間で長さを競うことに意味はないとするメーカーも存在します。
錆び保証とは?

錆び保証とは、自動車のボディに発生した錆(さび)に対して、メーカーや販売店が無償で修理や部品交換を保証する制度です。
一般的に、新車購入時に付帯しており、保証期間や条件はメーカーや車種によって異なります。
保証期間は、一般的に3年から10年程度ですが、近年ではさらに長期化する傾向にあります。
これは、自動車の品質向上により、錆びにくくなっていることや、ユーザーの長期使用ニーズに対応するためです。
長期保証化の動き

近年、自動車メーカー各社から打ち出される新車の錆び保証が、5年、7年、はたまた10年など、長期化する傾向にあります。かつては3年保証が一般的であったことを考えると、これは大きな変化と言えるでしょう。この背景には、自動車の品質向上により、錆びにくくなったこと、そして顧客満足度を高め、長期的な安心感を提供する狙いがあると考えられています。
輸入車メーカーの動向

輸入車市場においても、錆び保証の長期化は進んでいます。かつては国産車と比べて保証期間が短い傾向がありましたが、近年では、顧客満足度向上とブランドイメージの強化を目的として、多くのメーカーが保証期間を延長しています。特に、ドイツ系ブランドを中心に、7年保証や10年保証を設定するケースが増加しており、国産車との差は縮まりつつあります。
このような長期保証の背景には、塗装技術の向上や防錆処理の進化が挙げられます。最新の技術により、ボディの防錆性能は飛躍的に高まっており、長期間にわたって錆の発生を抑制することが可能になっています。また、高品質な素材の使用や設計段階からの防錆対策など、メーカーの努力も重要な要素となっています。
国産メーカーの対応は?

輸入車を中心に近年長期化が進むクルマの錆び保証。国産メーカーも、ユーザーの期待に応えるように、保証期間を延長する動きを見せています。例えば、トヨタ自動車は2020年より、ほとんどの車種で錆びの貫通に対する保証を5年から7年に延長しました。また、ホンダも同様の保証期間を5年から10年に延長するなど、大幅な延長を実施しています。
このように、国産メーカー各社は、ユーザーが安心して長くクルマに乗り続けられるよう、錆び保証の充実に力を入れています。特に近年は、環境意識の高まりからクルマを長く乗りたいというニーズが高まっていることから、各社とも長期保証を打ち出すことで、販売競争を優位に進めたい考えもあるようです。
錆びさせないための注意点

愛車を長く快適に乗り続けるためには、錆び対策は欠かせません。錆びは一度発生すると広がりやすく、放置するとボディの強度低下や見た目の悪化につながります。ここでは、日常的なカーライフの中で実践できる錆びさせないためのポイントを紹介します。
まず心がけたいのが、こまめな洗車です。走行中に付着した泥や砂埃、塩分などは、放っておくと錆びの原因となります。特に雨や雪の後は、早めに洗い流すようにしましょう。洗車後は、水滴をしっかり拭き取るのも重要です。水滴が残っていると、それがレンズ効果で塗装を傷め、錆びの発生を早める可能性があります。
また、駐車場所にも気を配りましょう。屋根付きの駐車場は、雨風や紫外線から車を守るだけでなく、鳥の糞や樹液から車を守る上でも有効です。屋外に駐車する場合は、ボディカバーを使用するのも良いでしょう。
さらに、定期的な点検も大切です。特に下回りやタイヤハウスなど、目視しにくい部分は、専門業者による点検を受けることをおすすめします。早期発見・早期対応が、愛車を錆びから守るための重要なポイントです。
