試験モード

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「6モード」排出ガス規制の歴史を紐解く

自動車の排出ガス規制は、1960年代後半、世界で初めて大気汚染が社会問題としてクローズアップされたことをきっかけに始まりました。 特に、自動車産業が盛んになり、モータリゼーションが進展した先進国では、自動車の排気ガスによる大気汚染が深刻化し、呼吸器疾患や酸性雨などの環境問題を引き起こすようになりました。そのため、各国は自動車メーカーに対して、排出ガス中の有害物質の排出量を削減するための規制を導入し始めました。
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知られざる燃費基準「13モード」とは?

自動車を購入する際、誰もが一度は目にする燃費表示。カタログやウェブサイトに大きく表示された数字は、環境性能と経済性を考える上で重要な指標となっています。しかし、この燃費はどのように測定されているのでしょうか? 実は、燃費表示にはいくつかの種類があり、それぞれ測定方法が異なります。 日本で長らく使われてきたのが「10・15モード燃費」と呼ばれる測定方法です。これは、都市部を想定した走行パターン「10モード」と、郊外を想定した「15モード」を組み合わせたもので、一定の速度で走行するなど、実際の走行状況とは異なる部分もありました。 より実走行に近い燃費を測定するため、2011年からは「JC08モード燃費」が導入されました。これは、信号や渋滞など、より現実的な走行パターンを想定した測定方法で、10・15モード燃費よりも低い数値となる傾向があります。 さらに、世界的に燃費基準の国際 harmonized light vehicles Test Procedures が進められており、日本でも2018年10月以降、WLTCモード燃費表示が義務付けられました。WLTCモードは、より高速走行や加減速の頻度が高い、国際基準に合わせた測定方法で、より正確な燃費を把握することができます。 燃費基準は、排出ガス規制と密接に関係しています。自動車メーカーは、燃費基準を達成するために、エンジン技術の向上や車体の軽量化など、様々な技術開発に取り組んでいます。これらの技術革新は、地球環境の保全だけでなく、私たちの生活にも大きく貢献しています。
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クルマの燃費表示「10・15モード」って何?

「10・15モード」とは、1991年から2011年まで、日本で使われていた燃費測定方法の名称です。 簡単に言うと、実験室の中でおこなうテスト走行で、ストップ&ゴーを繰り返しながら、どれだけの距離を走れたのかを計測し、燃費を算出するというものです。 「10」は時速10km、「15」は時速15kmを意味しており、テスト走行は、この二つの速度を基準とした緩やかな加速と減速を繰り返しながら行われました。 しかし、この方法は実際の走行状況と比較して、停車や発進の回数が少なく、加速も緩やかであることから、実態よりも燃費が良く出てしまう傾向にありました。 そのため、2011年以降は、より実際の走行状況に近づけた「JC08モード」という測定方法に移行し、2018年10月からは、国際基準に合わせた「WLTCモード」が採用されています。