乗り心地と設計自由度向上!リンク式サスペンションとは?

乗り心地と設計自由度向上!リンク式サスペンションとは?

車を知りたい

先生、「リンク式サスペンション」って、リーフスプリングを、リンクとコイルスプリングとかに置き換えたものってことはわかったんですけど、なんで置き換える必要があるんですか?

自動車研究家

いい質問だね! 実は、置き換えることによって、車軸の位置や動きをより細かくコントロールできるようになるんだ。 例えば、乗り心地を良くしたり、走行中の車の安定性を高めたりすることができるんだよ。

車を知りたい

なるほど! コントロールが細かくできるようになるんですね! でも、リーフスプリングよりも複雑な構造になるってことは、それだけコストも高くなるんじゃないですか?

自動車研究家

その通り! リンク式サスペンションは、リーフスプリング式に比べてコストが高くなる傾向があるんだ。だから、軽自動車など、コストを抑えることが重要な車にはあまり使われないんだよ。だけど、乗り心地や走行性能を重視する車には多く採用されているんだ。

リンク式サスペンションとは。

「リンク式サスペンション」とは、従来のリーフスプリングの代わりに、複数のリンクとコイルスプリングやトーションバーを用いて車軸を支えるサスペンションのことです。リンクを用いることで車軸の位置やロールセンターを精密に調整できるため、車内の広さや走行性能の向上など、設計の自由度が大きく広がります。そのため、軽乗用車やRV、エアサスを採用した大型トラックやバスなど、幅広い車種で採用されています。リンクの数や配置は車種によって異なり、3リンク式、4リンク式、5リンク式など、様々なバリエーションが存在します。また、コントロールリンクやラテラルリンクにワットリンク機構を採用した例もあります。

リンク式サスペンションの仕組み

リンク式サスペンションの仕組み

リンク式サスペンションは、複数本のロッドやアーム(リンク)を組み合わせ、スプリングやダンパーと車体、タイヤを連結するサスペンション構造です。
従来のサスペンションのように、スプリングやダンパー自体が車体やタイヤと直接連結されている構造とは異なり、間に複雑なリンク機構を介すのが特徴です。このリンク機構により、路面からの入力に対してスプリングやダンパーの動きを制御し、車体の挙動を最適化します。

リーフスプリング式との違い

リーフスプリング式との違い

従来のトラックやバスに多く採用されてきたリーフスプリング式サスペンションに対し、リンク式サスペンションは、乗用車やSUVなど幅広い車種で採用されています。その大きな違いは、バネとショックアブソーバーに加え、複数の「リンク」と呼ばれるアームを用いて車輪を支持する構造にあります。

リーフスプリング式は、板状のバネが衝撃を吸収するシンプルな構造である一方、路面からの振動が車体に伝わりやすいという側面がありました。リンク式は、複数のリンクが複雑に動作することで、路面からの衝撃を効果的に吸収し、車体の揺れを抑え、快適な乗り心地を実現します。また、サスペンションの設計自由度が高く、車種や走行性能に合わせたセッティングがしやすい点もメリットです。

リンク式サスペンションのメリット

リンク式サスペンションのメリット

リンク式サスペンションは、複数のアームとジョイントを組み合わせることで、車輪と車体をつなぐサスペンション形式です。従来のストラット式などに比べて複雑な構造をしていますが、その分多くのメリットがあります。

まず、乗り心地の良さが挙げられます。路面からの衝撃を複数のリンクで分散吸収するため、車内への振動が少なく、快適な乗り心地を実現できます。また、タイヤの接地性向上も見逃せません。路面状況に合わせてタイヤの角度を最適に保つことで、高いグリップ力を発揮し、安定した走行を可能にします。

さらに、設計の自由度が高いことも大きなメリットです。アームの長さや取り付け角度を調整することで、車両の走行性能や乗り心地を細かく調整できるため、高級車からスポーツカーまで幅広い車種に採用されています。

リンク式サスペンションの種類

リンク式サスペンションの種類

リンク式サスペンションは、車軸と車体をつなぐサスペンションアームと、その動きを制御する複数のリンクを組み合わせた構造が特徴です。
多様なリンク配置によって様々な種類が存在し、それぞれにメリット・デメリット、設計思想が異なります。
代表的な種類としては、以下のようなものがあります。

様々な車種で活躍するリンク式サスペンション

様々な車種で活躍するリンク式サスペンション

リンク式サスペンションは、その名の通り複数のアームとジョイント(リンク)を組み合わせることで、タイヤと車体を接続する方式です。かつては高級車やスポーツカーに採用されることが多かったのですが、近年ではその優れた性能と設計自由度の高さから、軽自動車からSUV、トラックまで幅広い車種で採用されています。

リンク式サスペンションは、車種や目的によって様々な種類が存在します。例えば、軽自動車やコンパクトカーでは、スペース効率に優れるトーションビーム式や、コストパフォーマンスに優れたトレーリングアーム式などが多く用いられます。一方、高級車やスポーツカーでは、より高度なサスペンションジオメトリーを実現できるダブルウィッシュボーン式マルチリンク式などが採用され、高い運動性能と快適な乗り心地を両立させています。

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