駆動系に関する用語 クルマの燃費を左右する「動力伝達効率」とは?
エンジンが生み出したパワーは、そのままではタイヤに伝わりません。そこで重要な役割を担うのが「動力伝達装置」です。 エンジンからタイヤまで、複数の部品を介して動力を伝達していく過程で、実はエネルギーのロスが発生しています。これが燃費に大きく影響する「動力伝達効率」の鍵となります。
具体的には、エンジンから出力された回転力は、まずクラッチやトルクコンバーターを介して変速機へと送られます。その後、プロペラシャフトやデファレンシャルギアなどを経て、最終的にタイヤへと伝達されます。この過程で、各部品の摩擦や抵抗によってエネルギーロスが生じてしまうのです。
例えば、MT車とAT車では、クラッチやトルクコンバーターの構造が異なるため、動力伝達効率に違いが生じます。また、駆動方式によっても伝達経路が変わるため、FF、FR、4WDそれぞれでエネルギーロスも異なってきます。
このように、動力伝達装置の仕組みとロス要因を理解することは、燃費向上のための第一歩と言えるでしょう。
