クルマに関する色々な状況 クルマの音を周波数で見る: 周波数バンドとは
クルマの開発において、「音」の評価は快適なドライブの実現に欠かせない要素です。静粛性はもちろんのこと、加速時のエンジン音やドアを閉めた時の音など、心地よさを感じられる音作りが求められます。しかし、音は主観的な感覚であり、数値化して評価するのが難しいものでした。
そこで近年注目されているのが、周波数に着目した音の分析です。周波数とは、音が1秒間に振動する回数を表す指標で、単位はヘルツ(Hz)が使われます。人間の耳は、周波数の違いによって音の高低を認識します。
周波数ごとに音を分析することで、例えば、ロードノイズのように低周波数の音が大きい場合は、遮音材を用いることで対策したり、エンジン音の高周波数部分を強調することで、スポーティーな印象を与えたりすることができます。このように、周波数に基づいた音作りは、クルマの快適性やブランドイメージを高める上で重要な役割を担っています。
