認証制度

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クルマと行政指導:その歴史と未来

- 行政指導とは何か自動車業界における役割 行政指導とは、行政機関が事業者に対して、法令に基づかない任意の協力を求める行為を指します。一見、強制力がないように思えるかもしれませんが、事業者側は行政機関からの要請を無視することが難しいという実態があります。これは、行政機関が許認可権限などを持っている場合、その後の事業活動に影響が出ることが懸念されるためです。 自動車業界において、行政指導は古くから重要な役割を果たしてきました。特に、安全性や環境性能の向上といった分野において、行政は技術的な基準を設定するだけでなく、メーカーに対して技術開発やリコール対応などを促すことで、業界全体の底上げを図ってきました。 例えば、1970年代の排ガス規制の強化においては、行政指導を通じてメーカー各社が技術開発を競い合った結果、世界トップレベルの環境性能を持つ自動車が誕生しました。また、近年では自動運転技術の開発においても、安全基準の策定や実証実験の推進など、行政指導が重要な役割を担っています。
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クルマの型式認定、14項目の審査基準とは?

私たちが普段何気なく「クルマ」と呼んでいるもの。実は、法律上は「自動車」と呼ばれ、安全確保などのために、様々な基準をクリアすることが義務付けられています。その基準を満たしているかを国が審査し、OKが出たものが初めて公道を走れるようになります。 では、街中で見かける一台一台の車が個別に審査されているのでしょうか? 実はそうではありません。車には「型式」と呼ばれる、いわば「車の種類」を示すものがあり、この「型式」ごとに審査が行われています。 例えば、人気のSUV車「トヨタ RAV4」。一口にRAV4と言っても、ガソリン車なのかハイブリッド車なのか、排気量は?駆動方式は?といった違いで、複数の種類が存在しますよね。このように、ある車種を、エンジンや駆動方式などの違いでさらに細かく分類したものが「型式」なのです。 メーカーは、新しい車を販売する際、この「型式」ごとに国に審査を申請します。そして、見事審査に通った「型式」には、国から承認番号が付与されます。 この承認番号こそ、車のナンバープレートの横などに記載されている「型式指定番号」のこと。つまり、私たちが目にする車の「型式指定番号」は、その車が国の定める安全基準などをクリアした証と言えるのです。
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クルマの認証制度AtoZ: 『指定申請』とは?

クルマは私たちの生活に欠かせないものですが、それと同時に、事故のリスクも隣り合わせです。安全なクルマ社会を実現するために、国は厳しい安全基準を設け、メーカーはそれに適合したクルマを製造する必要があります。 この安全基準への適合を証明し、公道を安全に走行できるクルマであることを国に認めてもらうための手続きが、『指定申請』です。メーカーは、新型のクルマを販売する際に、国土交通省に対して様々な試験データや設計図などを提出し、厳しい審査を受けます。 『指定申請』は、安全なクルマを市場に送り出すための重要な関門と言えるでしょう。
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クルマの individuality ?車両型式を読み解く

クルマの個性を表す大切な要素の一つに「車両型式」があります。 車検証を見れば必ず記載されているものですが、アルファベットと数字の羅列を見ても、具体的にどんな情報を表しているのか、詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。 実はこの車両型式、メーカー、車種、年式、エンジン、駆動方式など、そのクルマの重要な特徴がギュッと詰め込まれているのです。 今回は、車両型式の基本的な構成から、具体的な読み解き方までご紹介します。 車両型式を理解することで、車に対する理解がより一層深まります。