設計に関する用語 自動車の品質を支える「製作公差」の秘密
自動車は、数万点とも言われる部品の組み合わせによって成り立っています。そして、これらの部品は、それぞれが決められた形状や寸法に基づいて製造されています。しかし、現実の世界では、全く同じ形状や寸法の部品を作り続けることは不可能です。そこで重要になるのが「製作公差」です。
製作公差とは、簡単に言えば部品の製造において許される誤差の範囲のことです。設計図上で決められた理想的な寸法に対して、プラス方向とマイナス方向にそれぞれどれだけの誤差が許容されるのかを数値で明確に示します。例えば、「100mm ±1mm」と表記されていれば、99mmから101mmの範囲で製造された部品は、許容範囲内であると判断されます。
