設計に関する用語 自動車開発を支える「移動格子」技術
「移動格子」とは、複雑な流体現象を解析するための画期的な数値計算手法です。自動車開発の分野では、空気や水の流れをシミュレーションするために用いられ、その精度の高さから近年注目を集めています。従来の手法では、解析対象の空間全体に格子を配置する必要がありました。しかし、移動格子法では、流体の動きに合わせて格子自体が移動するため、より効率的かつ高精度な解析が可能となります。特に、自動車周りの空気の流れやエンジン内部の燃焼現象など、複雑な形状や現象を扱う場合に大きな威力を発揮します。
