モーター

駆動系に関する用語

ハイブリッド車の仕組み|種類や将来性を解説

ハイブリッド車とは、ガソリンエンジンと電気モーターの両方を搭載した自動車のことです。従来のガソリン車と比べて燃費が良く、環境に優しいという特徴があります。 ハイブリッドシステムは、エンジンの負担を減らすことで燃費を向上させ、排気ガスを抑える役割を担っています。
駆動系に関する用語

スプリット型ハイブリッド:仕組みとメリット

スプリット型ハイブリッドとは、エンジンとモーターの両方の長所を活かしたハイブリッドシステムです。従来のハイブリッドシステム(パラレル型)とは異なり、エンジンとモーターの接続にクラッチを用いることで、よりフレキシブルな動力伝達が実現できます。
電機部品に関する用語

車のインバーター:仕組みと重要性

車のインバーターは、DC/ACコンバーターとも呼ばれ、車のバッテリーに蓄えられた直流電流(DC)を、家電製品などで使用される交流電流(AC)に変換する装置です。家庭用コンセントと同じように、インバーターは車内でスマートフォン、ノートパソコン、小型冷蔵庫などの電化製品を使用できるようにします。
駆動系に関する用語

次世代モーター: シンクロナスリラクタンスモーターとは?

モーターの駆動には欠かせない「トルク」。回転させるために必要な力を表すこのトルクは、モーターの種類によってその発生原理が異なります。永久磁石を用いるモーターが磁石の吸引・反発力を利用するのに対し、シンクロナスリラクタンスモーターは、磁石を使わずに「リラクタンストルク」と呼ばれる力を利用して回転します。 では、リラクタンストルクとは一体どのような力なのでしょうか? 簡単に言えば、リラクタンストルクとは、磁気抵抗の少ない方向に回転子が回転しようとする力のことです。シンクロナスリラクタンスモーターの回転子には、磁石は使われていません。代わりに、磁気的に抵抗の低い部分と高い部分が、巧みに配置されています。ここに電流を流すことで磁界を発生させると、回転子は磁気抵抗の低い方向へと回転し続けるのです。
電機部品に関する用語

自動車の頭脳!電動機制御装置を解説

電動機制御装置は、電気自動車やハイブリッド車などの心臓部であるモーターを制御する、いわば車の頭脳です。アクセルペダルを踏む強さやブレーキのタイミングなど、ドライバーの操作に応じてモーターの回転速度やトルクを調整し、スムーズな加速や減速を実現します。 この装置がなければ、電気自動車は安全かつ快適に走行することができないと言えるでしょう。
電機部品に関する用語

EVの心臓部!交流誘導モーターの仕組み

交流誘導モーターは、電磁誘導の法則を利用して回転力を生み出す装置です。 電磁誘導とは、磁界の変化によって導体に電流が発生する現象のこと。 モーター内部のコイルに交流電流を流すと、回転磁界と呼ばれる磁場の回転が発生します。 この回転磁界が、回転子と呼ばれる金属製の円筒に作用することで、回転子が回転する仕組みです。 重要なのは、回転子は直接電気を供給されるわけではなく、回転磁界との相互作用によって回転します。 このため、ブラシや整流子といった部品が不要となり、構造がシンプルになるというメリットがあります。
電機部品に関する用語

進化するクルマの心臓部!スターターダイナモとは?

従来の自動車では、エンジンをかける「スターター」と、発電を行う「オルタネーター」は別々の部品でした。しかし、近年の技術革新により、この2つの機能を1つに集約した「スターターダイナモ」が登場しました。 スターターダイナモは、その名の通り、エンジン始動時にはスターターモーターとして作動し、力強い回転力でエンジンを始動させます。そして、エンジンが始動した後は、オルタネーターとして機能し、走行に必要な電力を供給する役割を担います。 1つの装置で2つの役割をこなすことで、従来のスターターやオルタネーターに比べて、部品の小型化・軽量化が可能になります。これは、自動車全体の軽量化に繋がり、燃費向上に貢献します。また、アイドリングストップシステムとの相性が良く、エンジン再始動時の静粛性やスムーズさも向上させることができます。
駆動系に関する用語

パラレルハイブリッド方式とは?仕組みとメリットを解説

ハイブリッドカーと一口に言っても、そのシステムにはいくつかの種類が存在します。大きく分けると、エンジンとモーターのどちらをメインに使うかによって分類されます。 代表的なものとしては、パラレルハイブリッド方式、シリーズハイブリッド方式、シリーズ・パラレルハイブリッド方式などが挙げられます。 それぞれの方式によって、構造や特徴、得意な走行条件などが異なるため、自分の用途や好みに合ったハイブリッドシステムを選ぶことが重要です。
駆動系に関する用語

EVの心臓部!誘導モーターの仕組みとメリット

誘導モーターは、電気エネルギーを運動エネルギーに変換する装置で、そのシンプルな構造と高い信頼性から、EVをはじめとした様々な分野で活躍しています。 誘導モーターは大きく分けて、「固定子」と「回転子」の二つの部品で構成されています。固定子はモーターの外側に位置し、電流を流すことで回転磁界を発生させます。一方、回転子は固定子の内側に位置し、回転磁界の影響を受けて回転運動を生み出します。 誘導モーターの最大の特徴は、ブラシや整流器といった接点を必要としない点にあります。回転磁界が回転子を直接駆動するため、摩擦や摩耗が少なく、高い耐久性と静粛性を実現しています。
駆動系に関する用語

クルマの未来?『インホイールモーター』の基礎知識

インホイールモーターとは、その名の通りホイール(車輪)の中にモーターを組み込んだ駆動システムのことです。従来の自動車のように、エンジンやモーターの力をギアやシャフトで車輪に伝えるのではなく、車輪の一つ一つに直接モーターを搭載して駆動させるのが特徴です。
機能に関する用語

クルマの未来技術!回生制動で燃費アップ

ガソリン価格の高騰や環境問題への意識の高まりから、燃費の良い車に乗りたいと考えている人は多いでしょう。 そんな方々に注目されているのが「回生制動」という技術です。 これは、車の減速時に発生するエネルギーを無駄にせず、電力に変換してバッテリーに充電する仕組みです。 従来の車では、ブレーキをかけると、その摩擦によってエネルギーが熱に変換され、空気中に放出されていました。 回生制動では、この失われていたエネルギーを回収することで、燃費の向上につなげているのです。 ハイブリッドカーや電気自動車など、モーターを搭載した車に採用されており、エネルギー効率を高める上で重要な役割を担っています。
電機部品に関する用語

EVの心臓部!チョッパー方式を解説

チョッパー方式とは、一言でいうと「直流電圧を効率的に変換する技術」のことです。EV(電気自動車)の心臓部ともいえるモーターは、バッテリーから供給される電力によって動きます。しかし、EVに搭載されるバッテリーは直流電圧であるのに対し、モーターを効率的に駆動するためには電圧を調整する必要があるのです。 チョッパー方式は、直流電圧をパルス状に断続させることで、モーターが必要とする電圧に変換します。これにより、滑らかで効率的なモーター駆動を実現できるため、EVの走行性能向上に大きく貢献しています。
電機部品に関する用語

自動車を動かす縁の下の力持ち!DCサーボモーターとは?

- DCサーボモーターの基礎知識 DCサーボモーターとは、直流電流で動作するモーターの一種です。 「サーボ」とは、入力信号に対して正確に追従するように制御されたシステムを指します。 つまり、DCサーボモーターは回転速度や角度を精密に制御できるモーターと言えます。 この特性から、DCサーボモーターは様々な分野で活躍しています。 例えば、エアコンの風向き調節、ラジコンカーのステアリング、ロボットの関節など、私たちの身の回りにも多く存在します。
電機部品に関する用語

自動車を動かす縁裏の力持ち「サイリスター」

サイリスターとは、電気を用いて電流の流れ方を制御する半導体素子のことです。ダイオードと同じように、電流を一方向にだけ流す整流作用を持ちますが、さらに電圧をかけることで電流をON/OFFするスイッチング機能も備えています。この特性を活かして、モーターの回転制御や電圧調整など、様々な場面で活躍しています。
駆動系に関する用語

ハイブリッド車の心臓部!並列式ハイブリッド用トランスミッションとは?

ハイブリッドカーと聞いて、ガソリンエンジンと電気モーター、両方のパワーで走る車というイメージを持つ方は多いでしょう。では、その動力を車輪に伝えるために重要な役割を担う「トランスミッション」について、どれくらいご存知でしょうか? 一般的なガソリン車の場合、エンジンで発生した動力はトランスミッションによって適切な回転数に変換され、タイヤに伝えられます。このトランスミッションには、マニュアルトランスミッション(MT)とオートマチックトランスミッション(AT)といった種類が存在します。 ハイブリッド車の場合も、基本的にはガソリン車と同じようにトランスミッションが存在します。しかし、ハイブリッド車ならではの複雑な機構を持つため、ガソリン車とは異なる専用のものが必要となるのです。 次の章では、ハイブリッド車の中でも代表的な「並列式ハイブリッド」のトランスミッションについて、詳しく解説していきます。
駆動系に関する用語

EVの心臓部!電気自動車用モーターの進化

電気自動車の心臓部であるモーターは、電気をエネルギーとして力強い駆動力を生み出す重要な役割を担っています。ガソリン車のエンジンに相当しますが、その仕組みは大きく異なります。 電気自動車用モーターは、バッテリーに蓄えられた直流電流を交流電流に変換し、磁力を発生させることで回転運動を生み出します。この回転運動がタイヤに伝わることで、EVは静かで力強い走りを実現するのです。
電機部品に関する用語

EV時代の立役者?直流直巻きモーターの基礎

直流直巻きモーターは、その名の通り直流電流で駆動するモーターです。電機モーターと聞いて、多くの方がまず思い浮かべる形に近いのではないでしょうか。 構造はシンプルながら、強力なパワーと素早い応答性を持ち合わせていることが特徴です。この特性が、近年注目を集める電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)といった次世代自動車の駆動システムに最適とされ、大きな注目を集めています。
駆動系に関する用語

シリーズ・パラレルハイブリッドとは?仕組みとメリットを解説

ハイブリッドカーと一口に言っても、実はそのシステムにはいくつかの種類があります。大きく分けると、「シリーズハイブリッド」「パラレルハイブリッド」「シリーズ・パラレルハイブリッド」の3つに分類されます。 それぞれの特徴を簡単に説明すると、シリーズハイブリッドはエンジンで発電機を回し、その電力でモーターを駆動する方式です。電気自動車に近いシステムと言えるでしょう。 パラレルハイブリッドは、エンジンとモーターの両方を駆動力として用いる方式です。状況に応じてエンジンとモーターを使い分けることで、燃費を向上させています。 そして、シリーズ・パラレルハイブリッドは、シリーズ方式とパラレル方式を組み合わせた方式です。複雑な制御システムにより、状況に応じて最適な駆動方式を選択し、燃費と走行性能を両立させています。
電機部品に関する用語

自動車の心臓部!動力回路を徹底解説

自動車が力強く動くために欠かせない動力回路。名前は聞いたことがあっても、具体的にどんな役割を担っているのか、制御回路との違いはどこなのか、疑問に思う方もいるかもしれません。 動力回路とは、エンジンが生み出すパワーをタイヤに伝え、車を動かすための回路です。 バッテリー、スターターモーター、オルタネーター、イグニッションコイルといった部品が繋がり、それぞれの役割を果たすことで、エンジンが始動し、スムーズに走行できるのです。 一方、制御回路は、センサーなどで収集した車両情報に基づいて、動力回路の動きを制御する役割を担います。 例えば、アクセルの踏み込み量に応じてエンジンの回転数を調整したり、ブレーキの踏み込み量に応じてブレーキ油圧を制御したりするなど、ドライバーの意思を正確に動力回路に伝える役割を担っています。 このように、動力回路と制御回路はそれぞれ異なる役割を担いながらも、互いに連携することで、安全で快適な運転を支えているのです。
駆動系に関する用語

EVの心臓部!オンボードモーター徹底解説

電気自動車(EV)の心臓部といえば、バッテリーとモーター。その中でも、実際にタイヤを回転させるために欠かせないのが「オンボードモーター」です。 車載モーターとも呼ばれるこのモーターは、EVの走行性能やエネルギー効率を大きく左右する重要な役割を担っています。
駆動系に関する用語

シリーズハイブリッド車徹底解説!仕組みからメリット・デメリットまで

- シリーズハイブリッド車とは?仕組みをわかりやすく解説 シリーズハイブリッド車は、エンジンで発電機を動かし、その電力でモーターを駆動させて走行するという、ちょっと変わった仕組みの車です。 ガソリンで走るという点では従来のガソリン車と同じように思えますが、エンジンは発電のみに徹し、駆動はモーターのみで行うという点が大きく異なります。 例えるなら、発電所を積んだ電気自動車のようなイメージです。 エンジンという発電所が常に電気を供給し、その電気を使ってモーターが車を動かす仕組みです。
電機部品に関する用語

自動車を支える縁の下の力持ち!ステッピングモーターとは?

- ステッピングモーター基本動作と特徴 ステッピングモーターは、電気パルス信号に同期して回転するモーターです。他のモーターと異なり、回転角度を正確に制御できるという特徴があります。 基本的な構造は、回転子と呼ばれる回転部分と、固定子と呼ばれる静止部分からなります。固定子には複数の電磁石が配置されており、電流を流すことで回転子を引き寄せる仕組みです。 ステッピングモーターは、パルス信号の数だけ回転します。そのため、パルス信号の周波数を変化させることで回転速度を制御することができます。また、パルス信号の数を正確に制御することで、回転角度も精密に制御することが可能です。 この特徴から、ステッピングモーターは、正確な位置決めや速度制御が求められる用途に最適です。
電機部品に関する用語

車の心臓を始動させる『スターター』の仕組み

車を走らせるためには、まずエンジンをかけなければなりません。では、エンジンはどのようにして動き出すのでしょうか?その陰の立役者が、「スターター」と呼ばれる装置です。 普段あまり意識することのないスターターですが、エンジンが始動する際には重要な役割を担っています。スターターは、バッテリーからの電力を使ってモーターを回転させ、その力でエンジンのクランクシャフトを回します。クランクシャフトが回転することで、エンジン内部のピストンが上下運動を始め、燃料と空気の混合気が燃焼室に送り込まれます。そして、この燃焼によって生じたエネルギーが、車を動かす動力となるのです。
電機部品に関する用語

EVの心臓部!ブラシレスDCモーター解説

ブラシレスDCモーターとは、電気を動力に変えて回転するモーターの一種です。従来のDCモーターと異なり、内部にブラシと呼ばれる接点を持たないことが特徴です。この構造により、ブラシの摩耗や火花発生を抑え、高い耐久性と静音性を実現しています。近年では、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)のモーターとして広く採用されており、その優れた性能が注目されています。