設計に関する用語 クルマを支える縁の下の力持ち!『かしめ』の技術
「かしめ」とは、金属板や部品などを、専用の工具を使って圧力をかけることで変形させ、互いに固定する技術です。一見すると、接着剤や溶接と似たような技術に思えるかもしれません。しかし、かしめは、 熱を加えずに金属を変形させて接合するため、金属の強度を損なわずに、高い強度で部品を固定できるという特徴があります。
自動車の製造において、かしめは非常に重要な役割を担っています。車体は、 軽量化と高い強度を両立させるため、薄い金属板を組み合わせて作られていますが、この金属板同士を接合する際に、かしめの技術が欠かせません。 ドアやボンネット、トランクなど、車体の主要な部分のほとんどにかしめが使われており、自動車の安全性、耐久性、そして軽量化に大きく貢献しています。
