設計に関する用語 クルマの旋回性能を決める「ヨー慣性モーメント」とは?
クルマの運動性能の中でも、特にコーナリング性能に深く関係するのが「ヨー慣性モーメント」です。この言葉、自動車雑誌やモータースポーツの解説などで耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか? ヨー慣性モーメントは、クルマが回転運動する際の抵抗値を表す値です。回転軸の方向によってロール軸、ピッチ軸、ヨー軸の3つがあり、クルマの旋回運動に関わるのが「ヨー軸」となります。
簡単に言えば、ヨー慣性モーメントが「大きい」クルマは、旋回中に方向転換しようとするときにより大きな力が必要になります。逆に、ヨー慣性モーメントが「小さい」クルマは、旋回中に方向転換しやすく、キビキビとしたハンドリングになる傾向があります。
